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【NEWS】Datachain、三菱UFJ信託銀行から資金調達 2024年のステーブルコイン発行目指す

Iolite 編集部
2023/06/27

ブロックチェーンに関する企画・開発等を手がけるDatachainは27日、三菱UFJ信託銀行から資金調達を行ったことを発表した。

Datachainは今回の資金調達により、これまで三菱UFJ信託銀行と事業検討及び技術検証を進めてきたステーブルコインやセキュリティトークン(デジタル証券)、クロスチェーン技術を用いた各種取り組みの商用化に向けて連携をさらに強化していく。

プレスリリースでは、デジタルアセットの市場規模についてBCGとADDXの共同レポートを引用し、金融市場に限定しても2030年には予測で16.1兆ドル(約2,315兆円)、ベストケースでは68兆ドル(約9,777兆円)にものぼると指摘。

加えてステーブルコインや暗号資産(仮想通貨)市場の成長も見込まれており、デジタルアセット全体の市場規模は拡大し続けることが予測されるとDatachainは述べる。

その上で、Datachainは三菱UFJ信託銀行を含むさまざまなパートナー企業と連携し、拡大し続けるデジタルアセット市場において、異なるブロックチェーン上に点在するデジタルアセットの通行路となるようなインフラを構築していくという。

Datachainはステーブルコインやセキュリティトークン等がさまざまなブロックチェーン上で発行・流通する世界において必要不可欠なクロスチェーン技術に強みを有している。

これまで国内外のさまざまな企業と実証実験や共同研究を進めてきたが、三菱UFJ信託銀行とは同社が実施しているステーブルコイン発行者管理基盤「Progmat Coin(プログマコイン)」により発行・流通が予想されるステーブルコインを用いた取り組みを実施してきた。

事例として、昨年9月に「ステーブルコインによるデジタル証券のクロスチェーン決済の商用化」に向けた技術提携、そして今年6月には「パブリックブロックチェーン間のステーブルコイン利用取引」の実現に向けた技術提携などがある。

今後の展開として、Datachainは三菱UFJ信託銀行に加えてグローバル市場を対象にクロスチェーンブリッジを提供するTOKIとの3社提携を通じてステーブルコイン発行及び流通を目指す。

このステーブルコインはイーサリアム等のパブリックチェーンで発行し、来年4月~6月を目処に流通することを想定しているようだ。

また同じく三菱UFJ信託銀行と推進するステーブルコインによるデジタル証券のクロスチェーンの取り組みについては2024年内の実現を目標に、関係する証券会社等とも連携を深めていく。

Datachainは、今回の資金調達を始めとして、事業シナジーのある企業から資金調達等についても検討し、事業拡大を加速化させていくとしている。

今回の出資に際し、三菱UFJ信託銀行取締役・常務執行役員の木村智広氏は「デジタルアセットの未来を考える際に、マルチチェーン展開、クロスチェーンの取引は必要不可欠です。Datachain様に出資を行い、デジタルアセット市場において大きな変革を起こせるよう、尽力してまいります」と述べた。

参考:発表

画像:Datachain発表より引用

Iolite 編集部