毎週金曜日の夜だけ開店し決済は暗号資産のみ対応も常に満員の「BAR KRYPTO」。
開店からわずか数ヵ月にもかかわらず人気を集める店舗運営に迫った。
——「BAR KRYPTO」を立ち上げるに至った経緯、そしてなぜ京都で取り組みを進めようと思ったのか、京都で取り組む強みとあわせてお聞かせください。
近藤淳也(以下、近藤):「BAR KRYPTO」を京都で立ち上げるに至ったのは、端的にいえば私が京都にいたからですね。
立ち上げ経緯としては、私が昨年、Web3.0への興味関心を持ったことが要因としてあります。去年の夏頃、「BAR KRYPTO」の設立メンバーとNFTを使ったユーティリティを何かできないかと雑談をしていた際、「そういえば使っていない地下室があったな」と思い出したことがきっかけです。
——荒川さんは沖縄で「awabar」を運営していますが、なぜ「BAR KRYPTO」に参加しようと思ったのでしょうか?
荒川大晴(以下、荒川):京都で自分が運営しているコミュニティのオフ会を開催した時に、たまたま近藤さんとお会いしました。その後にバーの話を聞いて、ぜひ僕も協力させていただきたいと申し出たのが始まりですね。
現在、日本のWeb3.0は東京に集中していて、西日本にはあまりコミュニティスペースがないなという課題を感じています。僕もawabarを運営しながら、西日本でもそういう場所を作りたいとちょうど思っていた時期だったのでタイミングが良かったです。
——「BAR KRYPTO」を京都で運営する強みはなんでしょうか?
荒川:最大の強みは、京都は海外の人たちにも人気があり、人が集まりやすいことがあげられます。京都はもともと都として栄えていた場所で長い歴史があります。そこに海外でも人気のあるWeb3.0というあたらしい文化を取り入れることは、より京都の魅力を引き立たせてくれると考えています。