メタバース

果たしてメタバースは終わったのか? メタバースが描いた理想と現実
—はじめに
2021年後半から注目を集めたメタバース。その概念は多様で、大きく3つに分類できるという。VR・SNS派「VRChat」「Meta」、NFT派「The Sandbox」「Decentraland」3DCG派「EpicGames」「Unity」の3つだ。
今までは、これらいくつかの違ったジャンルがまとめてメタバースと捉えられ、一部の不完全な要素を突かれたりもしていた。
しかし2022年後半、EpicGames社が開発を行うFortniteがオープン化するのではないかと噂が立ち、2023年3月に「クリエイティブ2.0」として事実上オープン化が実装された。Fortniteのオープン化は、三つ巴の覇権争いの大きな節目となった。
◉「編集長Focus」
次世代テクノロジーや金融・経済のトピックを題材とするビジネス誌、「Iolite(アイオライト)」の編集長が、今話題のトピックと最前線を追います。

【NEWS】大日本印刷、メタバースを活用したサイバー攻撃対応演習を開発
大日本印刷は先月28日、メタバースを活用したサイバー攻撃対応演習「組織連携コース_メタバース演習」を開発したことを発表した。

3D制作ツールは儲かるのか?「アンリアルエンジン」徹底解剖
大作やゲームやメタバースに欠かせない3Dモデル制作で、稼ぐ方法を探る
Unreal EngineやUnityといったゲームエンジンと呼ばれるソフトによって、 ゲームに使用される3Dモデルを誰もが造れるようになっている。そこで、まったくの素人が3Dモデルの制作で稼ぐことはできるのか、実際にトライしてみた。

識者談「今、この人のハナシを聞きたい」——登嶋健太
「福祉」「介護」の視点からVR・メタバースのあたらしい可能性を創り出していく
メタバースやVRといった技術は、エンターテイメント産業だけではなく、人間の「ケア」にも大きな可能性を持つ。

識者談「今、この人のハナシを聞きたい」——大井基行 後編
「テレビ×ネット」を筆頭に、いかにメディアミックスでコンテンツを出せるか、そのポテンシャルを持つClaN。
前編ではClaNを立ち上げるに至った経緯について語ってもらった。
後編では、IPやメタバースが秘める可能性、そしてClaNが持つ最大の強みなどについて大井氏の想い・考えを掲載していく。

識者談「今、この人のハナシを聞きたい」——大井基行 前編
「テレビ」と「ネット」の境界から、革新的なエンターテイメントを創出する。
VTuber、インフルエンサー、クリエイターの持つ才能を最大限に引き出し、新時代のビジネスへとつないでいく。

世界的VRアーティスト せきぐちあいみ|「仮想空間にあたらしい世界を創造する」VRの魅力と可能性を語る
銀色のロングヘアーが目を惹く、VRアートの先駆者—仮想空間で挑戦するあたらしい表現は国内にとどまらず、世界から注目を集める
——VRを知ったきっかけとは?
せきぐちあいみ(以下、せきぐち):VRアーティストになる前はYouTuberだったのですが、とあるメディアの取材を通してVRを体験したのがきっかけでした。空間に絵を描けるなんて魔法みたいだと驚いたことを覚えています。最初は純粋な好奇心から入って、夢中になって描いていました。
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“MMORPG”をメタバース化してみる 後編
ゲームの中だけで考えるのではなくて、
ゲーム外までを含めたビジネスとして、
NFTや暗号資産を活用する

【NEWS】プーマ、独自メタバース「Black Station」の拡張版を発表 Web3.0に注力する姿勢
大手スポーツブランドのプーマ(Puma)は13日、独自メタバース「Black Station」の拡張版を発表した。
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“MMORPG”をメタバース化してみる 前編
❛❛MMORPGをメタバース化してみよう❜❜
過疎るメタバースはもういらない。
ゲームをメタバース化したほうが早い!
世界中の企業が次々と「メタバース」と名乗るプロジェクトを立ち上げているが、その実態はほぼプレイヤーがいない閑散としたデジタル空間になっている。そんなものを作るよりも、すでに多くのプレイヤーを抱えているオンラインゲームを”メタバース化”した方が流行るのでは?
というわけで、ゲーム・Web3.0に詳しいライターA氏と、ゲーム開発者B氏に、「MMORPGをメタバース化するとしたら」というテーマで語り合ってもらった。

What's Metaverse “結局、メタバース とはなんなのか?” 後編
メタバースの土地を売り出すのはいいけど、結局その土地で何ができるのか?っていうのはよくわからない。
継続的に人を集められるような魅力がないとメタバースの構築は失敗する

「デジタル田園都市国家構想」で 無意味なデジタル化や 貧相なメタバースが増加?
地方と都会の差を縮めていくことを目指す「デジタル田園都市国家構想」。地方のデジタル化は本当に可能なのだろうか。

メタバース事業は大赤字、 NFT撤退に、人員削減も SNS大手のMeta社の未来はAI次第?
Meta社は半年の間に1万人規模の人員削減を2度も発表している。世界的ITの企業にいったい何が起きているのか。

「観光」をつなぐ「デジタルモール嬉野」
メタバース「デジタルモール嬉野」はリアルとバーチャルの「観光」をつなぐ
西九州新幹線、そして嬉野温泉駅というリアルな施設の開業に合わせて、インターネット上にあらわれたバーチャルなメタバース空間が「デジタルモール嬉野」だ。
3次元仮想空間内を自由に動き回ることができる「メタバース」は、さまざまな視点からあたらしい試みに取り入れようと注目を集めている分野だ。特にレジャー・観光分野においては実際のリアルな空間と接続するような使い方ができないかと期待されている。

佐々木俊尚が考える「Web3とAIの未来」
「Web3」でビッグ・テックの支配から脱却に到るとは限らない—
スマートフォンを中心とした検索やSNSが1つの完成へと近づき、あらたなビジネスモデルが求められている時代。
フリージャーナリストとして活躍し、「Web3とメタバースは人間を自由にするか」等、数々の著書を手がける佐々木俊尚氏に、Web3.0に対する考え、そして今後の展望について話を聞いた。

What's Metaverse “結局、メタバース とはなんなのか?” 前編
メタバースは“虚構のバズワード”なのか、“進化したインターネット空間”なのか。
瞬く間に流行語となり広まった「メタバース」。だが実際のところ、「メタバースとはなんなのか?」という問いへの回答は未だみえてこない。結局のところ、中身はからっぽのバズワードであるとの声も聞こえてくる。
そこで、ゲーム・Web3.0に詳しいライターA氏と、メタバースプロジェクトへの投資で大失敗した個人投資家B氏に、「メタバース」の現実を本音で語り合ってもらった。