レイヤー1ブロックチェーン・アプトス(Aptos:APT)を開発するアプトス・ラボ(Aptos Labs)は18日、マイクロソフト(Microsoft)や投資企業のブレバン・ハワード(Brevan Howard)、韓国のSKテレコム、大手コンサル企業ボストン・コンサルティング・グループ(Boston Consulting Group)と提携し、「Aptos Ascend」を構築することを発表した。
Aptos AscendはSKテレコムのウォレット・アズ・ア・サービスを利用した金融機関向けソリューションとなる。
また、マイクロソフトの「マイクロソフトアジュール(Microsoft Azure)」と、大規模な言語生成AIサービス「Azure OpenAI」を活用し、ボストン・コンサルティング・グループと提携することで大規模なデジタル資産管理を可能にすると説明している。
さらに、Aptos Ascendはブレバン・ハワードの専門知識を活用し、デジタル通貨と資産管理サービスを顧客に提供していくという。
アプトス・ラボの共同創設者兼CEOのモー・シャイフ(Mo Shaikh)氏は「世界的な金融機関は、顧客にサービスを提供し、国境を超えて業務を遂行し、あらゆるレベルの規制を遵守するために、高いレベルのコンプライアンス、セキュリティ、信頼、イノベーションを必要としている。SKテレコム、ブレバン・ハワード、マイクロソフトと提携して、Aptos Ascendは世界の金融機関、銀行、テクノロジー先進の金融市場に、高性能でコンプライアンスに準拠した安全かつスケーラブルなアプトス上の分散型金融へのゲートウェイを提供する」と声明で述べた。
また、マイクロソフト・クラウドのGM兼製品責任者のエイドリアン・クロケット(Adrian Crockett)氏は「私達はAIと分散台帳技術の交差点に大きなチャンスがあると考えており、これらのテクノロジーを金融サービスに適用するアプトスとAscendプロジェクトを喜んでサポートする」と語った。
参考:発表
画像:発表より引用
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