19日、米ブラックロック(BlackRock)が提供するビットコイン現物ETF・IBIT(アイ・シェアーズ・ビットコイン・トラスト)のオプション取引が開始された。
ブルームバーグのETFアナリストであるジェームス・セイファート(James Seyffart)氏によれば、IBITの初日のオプション取引は35万4,000件に及ぶ契約を通じて約19億ドル(約2,960億円)相当の取引が行われた。28万9,000件がコール、65,000件がプットだった。これは投資家がビットコインに対して強気な姿勢を示した形となる。
オプション取引は、投資家があらかじめ決められた価格及び時期に特定の商品の売買を行うものだ。これにより、投資家の投資手段の幅が広がる。
なお、ビットコインは同日、94,000ドル(約1,463億円)を突破し、過去最高値を更新した。セイファート氏は「オプション取引がビットコイン(BTC)の最高値更新に寄与したことは間違いない」と分析している。現時点でビットコインは93,000ドル(約1,448万円)ほどを推移するなど、高値圏での取引が続いている。
ビットコイン現物ETFは初日の取引として記録的な水準に達した。ブルームバーグのETFアナリストであるエリック・バルチュナス(Eric Balchunas)氏は、「IBITのオプション取引量は数億ドルに達した」とし、オプション取引開始初日にしては非常に多いと付け加えた。
また、ほとんどがコールオプションであったことについて言及し、「(市場は)非常に強気だと述べている。
ビットコインは米大統領選でトランプ前大統領が勝利を収めたことで、価格が急騰している。特に暗号資産(仮想通貨)に対するポジティブな動きにつながるとして期待感が高まっていることを示している形だ。
トランプ氏は次期政権の主要メンバーについても続々人事を固めつつあり、その顔ぶれは親暗号資産派が非常に多く並んでいる。こうした状況から、トランプ氏が就任直後から暗号資産に関する政策を推し進めていく可能性が高まっている。
参考:セイファート氏X、バルチュナス氏X
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