ビットコイン(BTC)は3日、前日比約6%上昇し、90,000ドル(約1,400万円)を回復した。イーサリアム(ETH)も節目である3,000ドル(約46.7万円)に戻すなど、先日の急落を経て暗号資産(仮想通貨)市場は全面高となっている。
上昇背景には、大手金融の動向がある。Bank of America(バンク・オブ・アメリカ)は、顧客に対しポートフォリオの1〜4%を暗号資産などに配分するようことを推奨した。同社は今後、BlackRock(ブラックロック)のIBITを始めとするビットコイン現物ETFへ投資を行う見込みだ。
また、暗号資産に対して後ろ向きとみられていた大手資産運用会社Vanguard(バンガード)も2日に暗号資産ETFを解禁することが明らかになった。3日からビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナ(SOL)のETFに投資家がアクセスすることが可能となっている。
このほか、SEC(米証券取引委員会)が暗号資産セクター向けの「イノベーション免除」導入に言及したこともポジティブな要因となった。SECのポール・アトキンス委員長はCNBCのインタビューで、「米国が長年拒んできたイノベーション分野を受け入れる」と述べ、暗号資産関連企業のIPO(新規株式公開)や資金調達環境の整備に取り組む姿勢をみせた。