BLOCKSMITH&Co.は11日、Mint Townとの共同開発Web3.0ゲーム「キャプテン翼―RIVALS」が、JOGA(日本オンラインゲーム協会)の「オンラインゲーム市場調査2024」において、2023年に最もプレイされたブロックチェーンゲームであったことを発表した。
JOGAが10日に発売した「JOGAオンラインゲーム市場調査レポート2024」によると、ブロックチェーンゲームに関する調査項目において、ユーザーが最もプレイしたタイトルとして同ゲームがあげられている。
本市場調査レポートでは国内のオンラインゲーム市場関連データのほかに、ゲーム1タイトルあたりの平均運営サービス関連コスト、平均ゲーム開発費、集客に効果があった広告やプロモーション、PCやスマートフォン・ゲームユーザーのARPU(Average Revenue Per Use)、ARPPU(Average Revenue Per Paid User)課金額が掲載されている。
オンラインゲーム市場は1兆610億円、スマートフォンゲーム平均開発費は4億6,500万円となっている。
「キャプテン翼―RIVALS」は日本を代表するサッカー漫画「キャプテン翼」のIPを活用した新感覚ブロックチェーンゲームだ。原作に登場する選手たちをNFTで育成、ほかのプレイヤーと対戦できる本格的なゲーム性を特徴としている。
原作を再現した「ライバルモード」、選手やサポートキャラクターでオンライン対戦ができる「PvPモード」、11選手での本格的なPvPを実現した「Arenaモード」の3つのモードを楽しむことができる。
NFTの選手はゲーム内で再生される必殺技3D動画と音楽家・プロデューサー・DJの大沢伸一(MONDO GROSSO)氏が手掛けるジェネラティブBGMがそれぞれ付属している。
今年1月にはiOS、Android版もリリースされ、さらに多くのユーザーがプレイできるようになった。なお、スマートフォン版では課金プロセスにおいて、クレジットカード決済も導入されている。
ブラウザ版では初期費用として選手カードを最低1枚買う必要があり、その価格は98MATIC(約8,000円)ほどだったが、スマートフォン版では無料でプレイも可能となっている。選手は育成した選手カードはNFTマーケットで売買が可能で、ワンランク上のアンコモンまで育てると大体580MATIC(約47,500円)で、それ以上の価値が出る場合もある。
事前登録者は10万人を突破
スマートフォン版の事前登録者数は10万人を超えていた。同ゲームがいかにポテンシャルが高かったかが分かる。なおブラウザ版とアプリ版はクロスプレイが可能となっている。
また、昨年11月に「キャプテン翼―RIVALS」のTSUBASAガバナンストークン・TSUGTが国内暗号資産(仮想通貨)取引所ビットポイントに上場。さらに今年1月23日には暗号資産取引所Bitgetに上場し、取引されている。
TSUGTは運営チームとプレイヤーコミュニティを強く結びつけ、プロジェクト開発において協力的な環境を醸成することを目的として設計・開発されている。現在、TSUGTは1.7円前後を推移している。
$TSUGTを保有すると、ユーザーはクローズドなファンミーティングへの招待、トークンホルダー限定のNFTがもらえたりするなど様々な特典を得ることが可能だ。
参考:JOGA、公式発表
画像:発表より引用
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