国内暗号資産(仮想通貨)関連企業DMM Cryptoは18日、グローバル投資会社Neoclassic Capital(米フロリダ州)をリードインベスターとして迎え入れ資金調達を実施し、クオンツトレーニング会社Prestoとともにあらたなグローバル戦略パートナーシップを締結したことを発表した。
DMM Cryptoが目指すWeb3.0経済圏を支えるファイナンスサービスの拡充とグローバル展開を加速させる。
DMM Cryptoは、ブロックチェーンゲーム、NFTプロジェクトなどのWeb3.0事業を展開することを目的に2023年1月に設立した。さまざまなビジネスやクリエイターが参加する、持続可能であたらしいWeb3.0経済圏「Seamoon Protocol」の構築を目指すことを目標に掲げている。
独自トークンを利用したデジタル空間におけるあらたなエンタメ体験を提供するため、Web3.0プロジェクト「Seamoon Protocol」を2023年に開始した。
Oasysレイヤー2チェーン上の独自ブロックチェーン「DM2 Verse」の公開、独自トークン「Seamoon Protocol(SMP)」の発行、ブロックチェーンゲームなどの提供を今後展開していく。
独自トークンをふくむ通貨・アセットを組み合わせたマルチチェーン上のデジタル経済圏を構築し、将来的には多くの事業者や個人のクリエイターが参加する盤石かつサステナブルな経済圏を確立することを目指している。
DePINマッピングプロジェクトに参加
DMM Cryptoは、累計250万人がプレイした「かんぱに☆ガールズ」のブロックチェーンゲーム「かんぱに☆ガールズ RE:BLOOM」を今月リリース。今後は本格NFTトレーディングカードゲーム「神櫓―KAMIYAGURA―」、アミューズメントポーカーと都市育成要素を掛け合わせた「Crazy Poker Zone」、暗号資産をモチーフにしたアイドルキャラクターが登場するNFTゲーム「コインムスメ」、タイ発のターン制戦略ゲーム「Kyrie & Terra」、デジタルプライズ・オンクレ「BOUNTY HUNTERS」、大ヒットシュミレーションゲームの続編「Crypto Miner2」、全世界で人気のNFTカードゲーム「Cross the Ages」を公開する。
また、ゲーム以外でも社会課題解決やファイナンスサービスなど、さまざまなWeb3.0プロジェクトを展開することを計画している。
今年8月には、AIと専用ダッシュカメラを活用して地図データを収集するブロックチェーン型DePINマッピングプロジェクト「Hivemapper」と提携し、法人が保有する車両を活用したフリーと事業を含む実証実験を開始した。
今回、Neoclassic Capitalはリードインベスターとして、資金提供に加え、独自のグローバルネットワークと戦略的な知見を通じて、DMM Cryptoをサポートする。
また、Prestoとともに、Web3.0経済圏「Seamoon Protocol」を支えるファイナンスサービスの拡充とグローバル展開を加速させる。
参考:発表
画像:発表より引用
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