米OpenAIのあたらしいツール「Operator」は、2025年1月中にもリリースされる見込みだ。ユーザーの代わりにコンピュータ上でタスクを自律的に実行する能力を持ち、コードの作成や旅行の予約などを行うことができる。
初期の段階では研究プレビュー版として開発者向けに提供される予定で、OpenAIのAPIを通じてアクセス可能になるとのこと。
AIが自律的に外部ツールと連携して、複雑なタスクをこなす俗にいう「AIエージェント」の領域は、プロンプトに対してAIがアウトプットを行う生成AIが発展した1つの形だろう。
米Googleの自律的にプログラミングを行うAIエージェント「Jarvis」も、ユーザーが与えたタスクに基づいて実装計画を作成し、コードの生成や変更、バグフィクスを行う機能等を備えており、どのような要素で差別化を図ってくるのか同社の新ツールに注目が集まっている。
Web3.0領域にも、昨年後半からAIエージェントのトレンドが訪れた。きっかけとなったのは、AI研究者アンディ・エイリー氏による自律型AIチャットボット「Truth Terminal」に大手VC のa16z(Andreessen Horowitz)のマーク・アンドリーセン氏が50,000ドル相当のビットコインを寄付したことを発端としている。
daos.funのデータによれば、2024年後半には「Eliza(イライザ)」というAIエージェントがオンチェーン流動性プールを自律的に管理し、年率60%を超えるリターンを記録したとされており、MarketsandMarketsのレポートによれば、AIエージェント市場は2024年に51億ドルから、2030年には471億ドルに達すると予測がある。
2024年第4四半期には、AIエージェントトークンの時価総額は上昇の一途を辿り、年末には150億ドル以上に達した。16日現在は100億ドルの水準で安定している印象だが、トランプ新政権発足後、同領域にも期待感から資金が流れ込む可能性があるだろう。
参考:MarketsandMarkets、CoinMarketCap
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