NIKEのアーティファクト・スタジオ(RTFKT Studios)が2024年第1四半期に新デジタルコレクション「プロジェクト・アニマス(Project Animus)」をローンチすることを発表した。
現在はその準備段階にあり、今までいくつかのメカニズムがテストされているという。
RTFKTのX(旧Twitter)公式アカウントは、「プロジェクトの一環として、運営チームは現在、プロジェクトのいくつかのメカニズムをテスト中だ。これはデザインやユーザーエクスペリエンスがRTFKTの高い基準を満たしていることを確認するための重要なステップになるはず」と述べた。
Xアカウントのツイートを通じて、プロジェクトの一部であるコレクションの詳細が公開されている。
NFTコレクションの「CloneX(クローンX)」保持者は「アニマス・エッグ(Animus Egg)」という卵のNFTを手に入れることができる。アニマス・エッグが孵化するとキャラクターNFTが生まれる。このキャラクターは特別な力と能力を持つユニークな生き物であり、クローンの冒険を助け、さらにクローン自身のクローンを作成できることも可能だと説明している。アニマスキャラクターは2Dバージョンと3Dバージョンがある。
公式サイトによると、プロジェクトにおける最終的な供給量は未定であるものの、エッグのNFTについては「クローンX」保持者に対して20,000体までを上限にするという。
2024年第1四半期には「CODE NAME :PROJECT INVENTORY」と名付けられたアプリのレビューを実施する予定だ。コミュニティにおいてレビューメンバーを限定的に募集する予定だという。
RTFKTは2021年にナイキが買収したファッション関係のNFTを手がけるデジタルブランドだ。これまで、ナイキの強みを活かしたフィジカルを絡めた施策が多かった。今後もフィジカルとデジタルの領域を融合させ、プロジェクトを推進していくという。
参考:発表、X投稿
画像:Shutterstock
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