SBIホールディングスは1日、国内暗号資産(仮想通貨)取引所bitbankを運営するビットバンク社の株式取得に関する意向表明書を同社に提出し、資本業務提携に向けた協議を開始したと発表した。
今後、ビットバンクを連結子会社とすることを目指し、必要な手続き等を行った上で株式取得する方針だ。株式取得の具体的な時期や手法など諸条件は別途協議する予定だという。
SBIはビットバンクについて、「創業以来ハッキング被害ゼロを維持する高いセキュリティを強みとし、安心して利用できるサービスの提供を通じて、暗号資産の普及と市場の発展に取り組んでいる」と述べている。
先月、SBIはグループ傘下のSBI VCトレードを通じてビットポイントジャパンを吸収合併している。立て続けに交換業者を取り込む背景には、暗号資産を金融商品取引法の枠組みに組み入れる議論が加速するなかで、今後を見据え事業基盤を強化し収益力を高める狙いがありそうだ。
なお、ビットバンクは2024年7月、2025年半ばを目処とした東京証券取引所への上場を目指すと明らかにしていた。
現在、国内暗号資産業界においてSBIグループの存在感が増している。そうしたなかでの今回の発表は、業界構造の変化を示す意味でも重要な出来事であり、大きな注目を集めるものとみられる。
参考:発表
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