A. 取り扱う予定はあり、「そう遠くない将来に発表できる」と思う。暗号資産とは別のライセンスが必要なため、正式な認可が下り次第、発表する予定。
Q3. なぜ販売所のスプレッド(売買価格差)は高いのか?
A. 日本の暗号資産取引所には「販売所」と「取引所」という2種類の取引サービスがあるが、「取引所」は特に初心者にとってハードルが高い。そのため、簡単に売買が行えるサービスとして「販売所」の需要がある。スプレッドの適正がどれくらいなのかというのはわからないところだが、現状を鑑みた個人の見解だと、日本のユーザーは「最初に口座を開設した取引所から移らない」傾向が強く、そして多くのユーザーがそこまでスプレッドを気にしていないことも要因だと思う。Binance Japanでは極力スプレッドが大きくならないように挑戦をしていきたい。
Q4. なぜ海外の大手取引所(KrakenやCoinbase)は日本市場から撤退したのか?
A. 1番の理由は採算が取れないから。日本の投資家は一度使い始めた取引所を変えない傾向があり、広告やキャンペーンを打っても新規ユーザーが増えにくい構造がある。Binanceはすでに海外で完成した技術や仕組みを活用できるため、低コストで日本市場に最適化できる強みがある。
Q5. PayPayとの提携で、暗号資産を預けて利息(リワード)を得る仕組みはできるか?
A. まさにそのような方向性を目指している。PayPayにはポイント運用などすでに投資要素があり、Binanceと連携することでより多様な運用・ステーキングの選択肢を提供できる可能性がある。また、利回り商品やDeFi的な仕組みを取り入れ、使わない資産を有効活用できるようにしていきたい。