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Web3.0の枠を越えた交流 STEPN「BOOSTランニングフェスタ」密着取材

2024/10/18Iolite 編集部
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Web3.0の枠を越えた交流 STEPN「BOOSTランニングフェスタ」密着取材

「BOOSTランニングフェスタ in 国立競技場」

10月14日スポーツの日に、「BOOSTランニングフェスタ in 国立競技場」が開催された。本イベントの主要イベントは、走る距離、回数、順番をチーム内で自由に選択できる「リレーマラソン」だ。「ハーフリレーマラソン」「フルリレーマラソン」「ナイトマラソン」の3つの部門にわかれ、そのなかからさらに「一般の部」「男女混合の部」などカテゴリーがわかれている。

今回、同イベントに歩いて稼ぐ「Move to Earn」というコンセプトで知られるブロックチェーンゲーム「STEPN」のチームが参加。Iolite(アイオライト)では当日の模様を密着取材し、その模様をイベントレポートととして公開する。


ファウンダー・Yawnも参戦

Ioliteでは今回、主に「フルリレーマラソン」に密着した。

本イベントではSTEPNもゴールドスポンサーとして参加しており、名だたる企業らとともにブースを出展。ブースでは「STEPN BOOST Tシャツ」や「STEPN GOリストバンド」、また「STEPN GO無料体験コード」などが当たる抽選会が行われており、足を運ぶ人が多数見受けられた。

実際、会場にはSTEPN関連のTシャツを着ている方々が多く、STEPNを通じての参加が多かった印象だ。ライフスタイルアプリとしてWeb3.0要素を盛り込んだSTEPNが、いわゆる「ゲームで稼ぐ」という枠を飛び越え、現実世界でのアクションや交流へとフェーズが移り変わっていることの証左でもあるといえる。

そして、このイベントにはSTEPNを手がけるFSLの共同創業者・Yawn Rong氏も駆けつけていた。直接的なWeb3.0のイベントではない上に、異国の地である日本に駆けつけるのは、ほかのプロジェクトを見渡してもなかなか珍しい。

FSL Co-founder Yawn Rong picture
FSL Co-founder Yawn Rong

それぞれの形で向きあう42km

スタートが迫るごとに会場の熱が高まっていく。スタートラインに並ぶ総勢292チームのランナーは、それぞれの目的や目標を持ってその瞬間を待ち望んでいた。

本イベントでは老若男女問わず多数のランナーが集結。下は小学生、上は80歳以上と、まさに幅広い年代の参加者が集まった。

参加チームは2名〜15名で構成され、「フルリレーマラソン」では1周1.4kmを30周し最も早くゴールする順位を競った。

なお、「一般の部」「男女混合の部」「会社対抗の部」といったように、参加チームはそれぞれカテゴリー別にわけられ、各々が目指す目標にあわせて参加することが可能な形式となっていた。

実際、STEPNチームにおいても「ガチ勢」「エンジョイ勢」といった形で、複数のチームが形成され、それぞれがそれぞれの形で42kmと向きあった。

STEPNチームの大健闘

いざマラソンがスタートすると、1つでも上の順位を目指すチーム、大人から子供まで一緒に走り切るチームなど、各々の走りがそこでは見受けられた。なかでも、トップを目指すチームの走りは目を引くものがあり、STEPNの「ガチ勢」チームも奮闘していた。

1つでも上の順位を目指すチームにおいては、それぞれ作戦を緻密に立て、殺伐とした空気感があるものかと思いきや、そんなこともない。実際には真剣に目標となる順位を目指しつつ、何よりも楽しむ姿が印象的だった。それも1チームだけでなく、ほぼすべてのチームが自然と楽しんでいた。

そんななか、STEPNの「ガチ勢」チームは常に上位で快走を続け、スタート開始から約2時間20分ほどでゴール。「一般の部」において2位となるなど、大健闘であった。

ゴールの瞬間にはYawn氏も駆け付け、STEPNコミュニティの勇姿を見届けた。チームメンバーとともに喜びを分かちあう様子が特に印象的であった。

全国各地のSTEPNerが集う

イベント終了後には、本イベント参加のため全国各地から集まった参加者達による懇親会が渋谷の「東京カルチャーカルチャー」にて行われた。

懇親会では改めてガチ勢チームの栄誉が讃えられ、会場は温かい雰囲気に包まれた。また懇親会では歓談の時間も設けられ、集まった参加者はマラソンリレーやSTEPN、STEPN GOの話に花を咲かせるなど、非常に賑やかな状況であった。

懇親会後半には、アディダスのリアルシューズや、GMT、STEPN GOのゲストコードなどが当たる抽選会が行われた。アディダスのリアルシューズの抽選時には、アディダスコールが沸き起こるなど、会場は大興奮に包まれた。

懇親会は終始明るい雰囲気のまま進行し、参加者同士の親交もより深まるなど、大盛況のなか幕を閉じた。

まとめ

Web3.0の枠を超えた交流

繰り返すようだが、本イベント自体はWeb3.0に直接関連するものではない。それでも、Web3.0をきっかけとして非常に多くのSTEPNerが集い、楽しみ、そしてSTEPNの普及に向け自発的に活動していた点は、STEPNが持つコミュニティの力であるといえる。Web3.0領域のなかでも、STEPNコミュニティの強固な団結力はやはり特別なものであると再認識できた。

表彰式

STEPNコミュニティとしては、今回のイベントを通じてSTEPNをより広く多くの人に知ってもらう目的があったというが、積極的な声がけや会場での存在感を踏まえれば、概ね目的を達成できたのではないだろうかと映る。

今後もSTEPNコミュニティの活動に注視するとともに、さらなる発展に期待したいところだ。

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