Ioliteでは今回、主に「フルリレーマラソン」に密着した。
本イベントではSTEPNもゴールドスポンサーとして参加しており、名だたる企業らとともにブースを出展。ブースでは「STEPN BOOST Tシャツ」や「STEPN GOリストバンド」、また「STEPN GO無料体験コード」などが当たる抽選会が行われており、足を運ぶ人が多数見受けられた。
実際、会場にはSTEPN関連のTシャツを着ている方々が多く、STEPNを通じての参加が多かった印象だ。ライフスタイルアプリとしてWeb3.0要素を盛り込んだSTEPNが、いわゆる「ゲームで稼ぐ」という枠を飛び越え、現実世界でのアクションや交流へとフェーズが移り変わっていることの証左でもあるといえる。
そして、このイベントにはSTEPNを手がけるFSLの共同創業者・Yawn Rong氏も駆けつけていた。直接的なWeb3.0のイベントではない上に、異国の地である日本に駆けつけるのは、ほかのプロジェクトを見渡してもなかなか珍しい。
FSL Co-founder Yawn Rong
それぞれの形で向きあう42km スタートが迫るごとに会場の熱が高まっていく。スタートラインに並ぶ総勢292チームのランナーは、それぞれの目的や目標を持ってその瞬間を待ち望んでいた。
本イベントでは老若男女問わず多数のランナーが集結。下は小学生、上は80歳以上と、まさに幅広い年代の参加者が集まった。
参加チームは2名〜15名で構成され、「フルリレーマラソン」では1周1.4kmを30周し最も早くゴールする順位を競った。
なお、「一般の部」「男女混合の部」「会社対抗の部」といったように、参加チームはそれぞれカテゴリー別にわけられ、各々が目指す目標にあわせて参加することが可能な形式となっていた。
実際、STEPNチームにおいても「ガチ勢」「エンジョイ勢」といった形で、複数のチームが形成され、それぞれがそれぞれの形で42kmと向きあった。
STEPNチームの大健闘 いざマラソンがスタートすると、1つでも上の順位を目指すチーム、大人から子供まで一緒に走り切るチームなど、各々の走りがそこでは見受けられた。なかでも、トップを目指すチームの走りは目を引くものがあり、STEPNの「ガチ勢」チームも奮闘していた。
1つでも上の順位を目指すチームにおいては、それぞれ作戦を緻密に立て、殺伐とした空気感があるものかと思いきや、そんなこともない。実際には真剣に目標となる順位を目指しつつ、何よりも楽しむ姿が印象的だった。それも1チームだけでなく、ほぼすべてのチームが自然と楽しんでいた。
そんななか、STEPNの「ガチ勢」チームは常に上位で快走を続け、スタート開始から約2時間20分ほどでゴール。「一般の部」において2位となるなど、大健闘であった。
ゴールの瞬間にはYawn氏も駆け付け、STEPNコミュニティの勇姿を見届けた。チームメンバーとともに喜びを分かちあう様子が特に印象的であった。