5回目の連載では、若年層へ次世代の金融基盤となるブロックチェーン技術やWeb3.0に触れていただくための当社取り組みについてお話しいたします。
日々、さまざまな方々と会話するなかで、特に学生を中心とした若年層のWeb3.0に対する理解や積極的な姿勢には目を見張るものがあります。今や国家プロジェクトとして位置付けられているWeb3.0のさまざまな側面を、大きな視座から若年層に対して啓蒙していくことは、業界に身を置く者として意味のあることと考えています。
啓蒙活動の一端として、今回は当社が取り組んでいるオフラインイベントについてご紹介させていただきます。
オフラインイベント事例①
先日、Rainbow Chain様主催の、「学生がWeb3.0の話を聞いて自由に交流できる」をコンセプトとする「COLORS」の第8回目となるオフラインイベントに参加させていただきました。
このイベントには高校生からWeb3.0領域で活躍する方々まで、幅広いレイヤーの方々が集まりました。よく「Web3.0のエントリーとイグジットに必須なアイテムが暗号資産」とお伝えしますが、「投資」や「事業決済」などの用途に馴染みの薄い学生の皆様にとって、Web3.0に触れる契機は、日常生活に身近なゲームコンテンツやライブ・イベントのNFTだったりします。
このような背景を踏まえて、暗号資産取引所としての当社ご紹介に留まらず、話題のNFTプロジェクトとのコラボレーション事例、はたまた本業界のキャリア特性などを中心に紹介しました。
また、ETF承認などで注目が高まっている投資の側面も触れていただくために、ビットコイン(BTC)の時価総額について米大企業やゴールドと比較した際の立ち位置なども説明しました。約1.3兆ドルの時価総額を有するBTCは、IT業界を牽引するMicrosoftを始めとしたGAFAMと肩を並べる規模になっています。
オフラインイベント事例②
慶応義塾大学を拠点に活動する学生団体Neurabit様とWeb3.0について中長期的な啓蒙イベントを開催しています。第1回目は「最先端Web3.0ビジネスについて学ぶ!」をテーマに、Digital EntertainmentAsse(t DEA)社とともに、Web3.0の基本概念やユースケースについて紹介しました。
また、講義形式だけではなく、グループ対抗のアイディアソンを実施し、斬新で革新的なアイデアが飛び出すなど、参加者全員がWeb3.0の可能性を大いに感じるきっかけ作りに努めています。
暗号資産取引所として、今後も若年層に対してブロックチェーン技術やWeb3.0の啓蒙活動を行い、実際に暗号資産に触れていただけるような「学割キャンペーン」といったユニークなキャンペーンを開催し、暗号資産の普及につながるように貢献してまいります。
Profile
◉八角大輔(Daisuke Hakkaku)
オーケーコイン・ジャパン株式会社執行役員COO
金融IT会社へ入社後、株式取引システム導入支援や新規事業担当を歴任。2018年、暗号資産交換業者設立に携わり、業登録および国内初スキームとなる暗号資産の取扱いを管掌。2022年オーケーコイン・ジャパン株式会社に入社し、COOとしてセールス及びマーケティングを担当。
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