TOKEN2049 Singapore 2025開催──熱狂から「秩序ある革新」へ

2025/10/18 09:00
八木 紀彰
SHARE
  • sns-x-icon
  • sns-facebook-icon
  • sns-line-icon
TOKEN2049 Singapore 2025開催──熱狂から「秩序ある革新」へ

ステーブルコインと規制が主役、世界最大級の暗号資産カンファレンスが示した次の潮流

Token2049 image1

2025年10月1-2日、世界最大級のクリプトカンファレンス「TOKEN2049 Singapore」が開催された。来場者は過去最多の25,000名。マリーナベイ・サンズ周辺は、世界の金融・テック・規制当局・投資家が集う“未来の金融都市”と化していた。

今年は「制度・実需・信頼設計」を軸とする成熟フェーズに入ったことを印象づけるようなセッション内容も多く、特に米国の規制関連とステーブルコインに関する内容は、多くのセッションの議題としてあげられていた。

グローバル金融リーダーが語る「あらたな協調」

初日のメインセッションにはCME、Bitwise(ビットワイズ)、Circle(サークル)、Binance(バイナンス)の幹部らが登壇。Circleのヒース・ターバート(Heath Tarbert)氏は、ステーブルコイン・USDCを「銀行の敵ではなくパートナー」と表現し、既存金融との融合を強調した。
一方、Binanceのリチャード・テン(Richard Teng)氏は「規制の明確化で物語が変わった」とし、機関投資家の参入が前年比2倍に拡大したと報告。同社が提供する「Crypto as a Service」は、銀行が自社ブランドで暗号資産(仮想通貨)取引を展開できる仕組みであり、CEXとDEXをつなぐ“CeDeFi”戦略の中核にあることを改めて明確にしていた。

Binanceに関連したところでは、先日PayPayがBinance Japanに出資し、暗号資産売買連携を進めるニュースも国内を沸かせたところだ。

Token2049 image2

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

SHARE
  • sns-x-icon
  • sns-facebook-icon
  • sns-line-icon
Side Banner
Side Banner2
Side Banner
Side Banner2
MAGAZINE
Iolite(アイオライト)Vol.17

Iolite(アイオライト)Vol.17

2026年1月号2025年11月29日発売

Interview Iolite FACE vol.17 ソラナ・ファウンデーション Head of Capital アンドレア・バリオーニ PHOTO & INTERVIEW 宮田裕章 特集「国際カンファレンスの歩き方」「2026年を予測する 岐路に立つ暗号資産の未来地図」 Crypto Journey 「FASTNAILからDAT企業へ コンヴァノが描く21,000BTC保有の財務戦略」 株式会社コンヴァノ取締役 東 大陽 Interview 連載 「揺れる暗号資産相場を読み解く識者の視点」仮想NISHI 連載 Tech and Future 佐々木俊尚…等

MAGAZINE

Iolite(アイオライト)Vol.17

2026年1月号2025年11月29日発売
Interview Iolite FACE vol.17 ソラナ・ファウンデーション Head of Capital アンドレア・バリオーニ PHOTO & INTERVIEW 宮田裕章 特集「国際カンファレンスの歩き方」「2026年を予測する 岐路に立つ暗号資産の未来地図」 Crypto Journey 「FASTNAILからDAT企業へ コンヴァノが描く21,000BTC保有の財務戦略」 株式会社コンヴァノ取締役 東 大陽 Interview 連載 「揺れる暗号資産相場を読み解く識者の視点」仮想NISHI 連載 Tech and Future 佐々木俊尚…等