──まずはGETのPRマネージャー SEIHOさんにお聞きします。GETとはどんなプロジェクトなのでしょうか?
SEIHO: GETは、「Global Entertainment Token(以下、GET)」の頭文字を取った名称で、エンターテイメント業界に特化したWeb3.0プラットフォームと、そこで利用されるトークンを指しており、アーティストやクリエイターとファンがより直接的に、自由につながるコミュニティを作ることを目的としたプロジェクトです。
GETプラットフォームには様々な機能がありますが、たとえばクラウドファンディング機能を利用して、GETトークンホルダーが武道館をレンタルしRain Treeの皆さんにライブをしてもらう、というような展開もあると思います。
そのときはライブチケットのNFT化もGETプラットフォーム上で行いましょう。NFT化によって紙のチケットより2次流通が活発になりますが、売買が発生すれば価格の一部はRain Treeに還元する仕組みを作ることができます。
さらに、エンターテイメントプロジェクトはGETのエコシステムに参加することにより、グローバル展開が可能になります。
従来、アーティストやクリエイターが海外のファンとつながるには、現地でのイベント開催や物販などが必要でした。しかし、GETの仕組みを活用すれば、世界中どこからでもトークンを通じて応援したり、デジタルコンテンツを楽しんだりできるようになります。
──なるほど。これまでのエンタメ業界では難しかった、ファン主導のアイドル活動や、国を超えたファンとの直接的なつながりが実現できるということですね。
SEIHO: そうですね。特に、Rain Treeのようにデジタルデビューを果たしたばかりのグループにとっては、日本だけでなく、海外のファンにも直接リーチできるのが大きなメリットだと考えています。
「Rain Tree(レインツリー)」のメンバーが語る、Web3.0との出会いと可能性 ──Rain Treeの皆さんは、GETとのアライアンスをどう受け止めていますか?
新野楓果(以下、新野): 楽しみな気持ちでいっぱいです。私たちも先月の1月29日にデビューしたばかりで、まだRain Treeを知らない方がほとんどなので、あたらしい技術を通して、たくさんの方に知っていただけるきっかけになったら嬉しいなと思います。
加藤柊(以下、加藤): 私はアイドルってすごく“つながり”が大切と思っています。先日FCイベントを行いましたが、今後はNFTを持っている方だけが参加できるような特別なイベントにもチャレンジしてみたいなとすごく思います。
──ファンの人にとっても、推しの成長を特別な形で記録できるのは嬉しいですね。GETには、ほかのエンターテイメント領域のプロジェクトも参加しているようですが、Rain Treeの皆さんがほかのプロジェクトとコラボレーションする機会も今後あるのでしょうか?
SEIHO: もちろんです。現在、映画やゲーム、ファッションイベント、スポーツなどの運営会社とコラボレーションの企画を進めています。
近い将来、Rain Treeのメンバーが映画出演や、ゲームのキャラクターボイスに起用されたり、ランウェイに登場したり、チームマスコットになったり、さまざまな分野で活躍できる姿がみられるかもしれません。
新野: 素敵ですね! Rain Treeのメンバー17名、アニメが好きな子もいれば、映画が好きな子もいるし、ゲームが得意な子もいます。
それぞれ個性も才能も豊かなので、活動の幅が広がるような機会をいただけると嬉しいなと思います。