3日、暗号資産(仮想通貨)市場は大きく下落している。ビットコイン(BTC)は節目である10万ドル(約1,557万円)を大きく割り、一時91,200ドル(約1,420万円)ほどまで急落した。トランプ米大統領が打ち出したカナダなどへの追加関税が重荷となり、暗号資産市場は全面安となっている。
特にアルトコインでは大きな売りがみられており、軒並み20%前後の下落となっている。記事執筆時点でイーサリアム(ETH)は前日比約18%安となる2,500ドル(約38万9,000円)、XRPは約22%安となる2.2ドル(約340円)ほどで推移している。また、ドージコイン(DOGE)とスイ(SUI)は約22%、エイダ(ADA)は25%と、ビットコインが前日比5%前後の下落となっているのに対し、アルトコインへの影響が大きくみられている。
アルトコインはビットコインに連れられる形で大きく価格を伸ばしていたが、トランプ大統領が追加関税を発表したことによる株式市場の心情悪化などから、利益確定及びリスクオフの売りが強まった格好だ。
暗号資産市場は追加関税が予定通り実施されることがわかった先週末から不安定な動きをみせていた。その後、3日のアジア時間で日経平均が前週末比で一時1,100円安を記録するなど、「トランプ関税」に対する不安感が強まったことで大きな下落につながった。