イーサリアム(ETH)の共同創設者であるヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏は19日、現在イーサリアム財団が組織改革を進めていることを明かした。すでに一部で改革が行われたとし、今後も取り組んでいくとしている。
ブテリン氏によれば、一連の組織改革は1年間にわたって行われているという。具体的には、下記について取り組んでいる。
その反面、規制当局や有力政治家らに対するロビー活動や、イーサリアムが既得権益の場になること、またブテリン氏がエコシステム内で「主役」のような立ち位置に就くことなどについては避けるとしている。特にロビー活動を行うことは「グローバル的に中立的な立場であるイーサリアムの地位を脅かすリスクがある」とし、否定的な考えを強調した。
なお、イーサリアム財団のビジョンに変わりはないとし、「異なる目標を求める人たちによる独自の組織の立ち上げを歓迎する」とブテリン氏は語っている。
イーサリアム財団の改革が進められるなか、大型アップグレード「Pectra(ペクトラ)」の実施も近付きつつある。
イーサリアムのコア開発者らは16日、Pectraを3月中に実施することで同意した。まず2月中にテストネット上でアップグレードを検証し、その後問題がなければメインネットへの実装を行う。
このアップグレードではイーサリアムネットワークの効率性向上のほか、ステーク量の上限引き上げなど、広範囲にわたる改善予定されている。
参考:ブテリン氏X
画像:Iolite撮影及び作成