米暗号資産(仮想通貨)取引所Coinbase(コインベース)は13日、2024年第4四半期及び通期の決算を発表した。決算内容は暗号資産市場の好調を映すものとなり、株価も前日比で8.44%上昇した。
Coinbaseは2024年第4四半期の総収益について、23億ドル(約3,515億円)であったと報告。これは前四半期比で88%増となる。また、取引収益は前四半期比172%増の16億ドル(約2,445億円)であった。
取引高は4,390億ドル(約67兆円)にのぼり、前年同期比の約3倍となった。第4四半期が牽引する形となり、通年の取引高は1兆1,620億ドル(約177兆円)に達した。通年の取引高も前年比で約2.5倍に増加している。決算内容はいずれも市場予想を大幅に上回るものとなった。
Coinbaseは決算書類内で、「暗号資産にとってあらたな時代の幕開けだ」と強調する。昨年の米大統領選で業界の声が行き届き、不明瞭な規制環境が終わりつつあると述べた。その上で、トランプ政権による「米国を暗号資産の中心地にする」ための政策に期待感を示した。
2025年の目標としては、「収益の向上」「実用性の向上」「基盤の拡大」をあげている。カストディサービスなどの拡大や独自レイヤー2であるBase等の普及によるユーザーのオンチェーンへの取り込み図るとしている。
昨年以降の市況を受け、国内暗号資産取引所でも好決算が見受けられる。
SBI VCトレードなどを有するSBIホールディングスは、暗号資産事業が第3四半期累計で過去最高を更新し、昨年同期比で103.5%の増加となったことを報告。顧客基盤を拡大し、大幅な増収増益を達成した。SBIホールディングスとしても過去最高収益を更新し、暗号資産事業が大きく貢献したことを説明している。
また、GMOコインも売上高は前年同期比133.1%増の約89億円になったと報告しており、営業利益は約34億円と、前年比約46億円増となり黒字に転じた。
このほか、コインチェックを要するマネックスグループも同取引所の取引高が約4兆円に達したことを明かした。トレーディング損益なども含め営業収益は約99億円となり、前年同期比で増益となったが、NASDAQ(ナスダック)への上場に際して一時的に発生した費用を計上したことでセグメント損失は約143億円となっている。
参考:決算資料
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