暗号資産Web3.0

【NEWS】メルカリ、暗号資産取引収益が前年比約9倍に増加

2024/11/07Iolite 編集部
SHARE
  • sns-x-icon
  • sns-facebook-icon
  • sns-line-icon
【NEWS】メルカリ、暗号資産取引収益が前年比約9倍に増加

暗号資産サービスの成長顕著

メルカリは5日、2024年7月-9月期の決算を発表した。そのなかで、暗号資産交換業者であるメルコインを通じた暗号資産(仮想通貨)売買取引に伴う収益が2億7,100万円に達したと明らかにした。

なお、これはIFRS第9号を適用し、デリバティブとして会計処理を行っているという。

前年同期のメルコインにおける暗号資産売買取引による収益は3,000万円だった。そのため、今回の決算発表を受け、収益が約9倍にまで増加したこととなる。

メルカリは昨年3月にビットコイン(BTC)の取引サービスを皮切りに暗号資産関連サービスを開始。以降、順調にユーザー数を伸ばし、昨年4月から今年3月末までの直近1年間における暗号資産口座開設数は220万人にのぼった。国内全体における同期間の暗号資産口座開設数をみてもメルカリの躍進は目を引き、その大部分を占めた。

ビットコイン決済機能などサービスを拡充

メルカリは暗号資産関連サービスの拡充を加速させている。

今年2月には、メルカリアプリにおける商品購入で保有するビットコインによる決済機能を導入した。これまではビットコインを持つ部分にフォーカスをあてていたが、実際に利用できる機会を生み出すことであらたな購買体験を提供することが背景にあった。

また、5月にはイーサリアムの取引サービスを開始。そして8月には「ビットコインつみたて機能」、10月には「イーサリアムつみたて機能」を追加している。

今後もメルカリはあらたな暗号資産の取り扱いを始め、関連サービスの拡充を進めていく方針だ。

参考:決算
画像:Shutterstock

関連記事

メルカリが目指すWeb3.0へのゲートウェイ ニーズに応え暗号資産の保有・利用者を増加へー中村奎太インタビュー

メルカリ、取引量の多い「ビットコイン県ランキング」を発表

SHARE
  • sns-x-icon
  • sns-facebook-icon
  • sns-line-icon
Side Banner
MAGAZINE
Iolite(アイオライト)Vol.11

Iolite(アイオライト)Vol.11

2025年1月号2024年11月28日発売

Interview Iolite FACE vol.11 SHIFT AI・ 木内翔大、デジライズ・茶圓将裕 PHOTO & INTERVIEW 中村獅童 特集「Unlocking the Future AI時代の到来」「期待と懸念が交差し混沌極まる石破内閣 日本のWeb3.0は今後どうなるのか? 」「暗号資産取引に必要な 税金の知識を学ぶ!基礎知識や今からでも使えるテクニックを解説」 Interview :Bybit ベン・チョウ(Ben Zhou)、マネックスグループ株式会社 ゼロ室 室長/マネックスクリプトバンク 万代惇史・浅見浩志、カオーリア会計事務所代表 現役税理士・藤本剛平 連載 Tech and Future 佐々木俊尚…等

MAGAZINE

Iolite(アイオライト)Vol.11

2025年1月号2024年11月28日発売
Interview Iolite FACE vol.11 SHIFT AI・ 木内翔大、デジライズ・茶圓将裕 PHOTO & INTERVIEW 中村獅童 特集「Unlocking the Future AI時代の到来」「期待と懸念が交差し混沌極まる石破内閣 日本のWeb3.0は今後どうなるのか? 」「暗号資産取引に必要な 税金の知識を学ぶ!基礎知識や今からでも使えるテクニックを解説」 Interview :Bybit ベン・チョウ(Ben Zhou)、マネックスグループ株式会社 ゼロ室 室長/マネックスクリプトバンク 万代惇史・浅見浩志、カオーリア会計事務所代表 現役税理士・藤本剛平 連載 Tech and Future 佐々木俊尚…等