Web3.0領域に特化したコンサルティングファームであるDeFimansは6日、ベラチェーン(Berachain)と共同で「Berachain Meeting of the Minds: Tokyo」を開催した。
このイベントはWeb3.0コミュニティの拡大に強みを持つKudasaiと、Web3.0向けIPコンテンツプラットフォームを手がけるextra mileのサポートにより開催され、メディアパートナーにIolite及びCoinPostが名を連ねた。

ベラチェーンは、独自コンセンサスアルゴリズムであるプルーフ・オブ・リクイディティ(PoL:Proof-of-Liquidity)」を採用したEVM互換のレイヤー1ブロックチェーンだ。今年4月には、野村ホールディングス子会社のレーザーデジタル(Laser Digital)やハッシュキーキャピタル(Hashkey Capital)、アニモカ・ブランズ(Animoca Brands)のヤット・シウ(Yat Siu)氏らからシリーズBラウンドで1億ドル(約154億円)を調達している。
今回開催された「Berachain Meeting of the Minds: Tokyo」は完全招待制のイベントとなっており、約90名が参加。DeFimansは本イベントを通じて「ベラチェーンの日本市場への進出を加速する重要な一歩となった」と述べている。
本イベントでは「日本&グローバルにおけるweb3サービスのマスアダプションの現在地」をテーマにしたパネルディスカッションも行われた。

▶︎左からDeFimans・小野暢思氏、ベラチェーン・Smokey氏、Kudasai・Dr. Pudding氏、extra mile・内海暢介氏
まずグローバルな視点からみた日本市場の特徴と可能性に焦点があてられ、ベラチェーンのCo-founder and CEOであるSmokey氏は「国策としてのWeb3.0への積極的な取り組みや整備された法規制の枠組み、豊富なIPやコンテンツ資産」において日本市場の特筆すべき魅力があると述べた。その上で、ベラチェーンの日本進出の背景について説明し、特に魅力的なIPやコンテンツを展開することがブロックチェーン・プラットフォームの利用促進につながるという見解を示した。
「web3サービスの成長戦略について」のテーマでは、extra mileの内海暢介氏が現在取り組んでいるIP活用事例として「Xross Roadプロジェクト」を紹介。このプロジェクトはキャラクターや小説などから取り組み、将来的にはゲームやアニメなどに拡大させていくとしている。さらに、日本のIPの市場価値最大化を目指し、コンテンツ産業にあらたな価値創造の機会を提供すると説明した。
また、内海氏は日本円決済や言語の壁といったビジネス上の課題を克服し、DeFimansとの協業を通じて海外展開を実現するスキームを構築していくとも語っている。具体的には、IPホルダー向けのインターフェースを開発し、海外でのマルチメディア戦略を支援していく方針とのことだ。
パネルディスカッションの後半では、「web3におけるコミュニティ運営」について議論が行われ、KudasaiのDr. Pudding氏は国外企業が日本でのコミュニティ運営を行う際の課題として、「言語障壁の高さ」を指摘した。その反面、日本市場は規制が明確であることから、法令準拠が比較的容易な点を利点としてあげた。
今回のイベントについて、DeFimansは「Web3.0技術の現在と未来を俯瞰する貴重な機会となった」と言及。また、この成果を基盤としてWeb3.0業界全体の発展に寄与すべく、「今後も業界トッププレイヤーとのコラボレーションの機会を創出していく」と述べている。
参考:DeFimansレポート
画像:DeFimansより提供
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