DMMグループ傘下でWeb3.0事業を展開するDMM Cryptoは15日、Web3.0プロジェクト「Seamoon Protocol」の中止を発表した。これを受け、独自トークン「$SMP」の発行なども中止する。
Seamoon Protocolは独自トークンを利用したデジタル空間におけるあらたなエンタメ体験の提供を目的として昨年6月より開始したプロジェクトだ。独自トークンの発行及びグローバル展開を見据えた戦略的なパートナーシップを拡大させるなど、ブロックチェーンゲームを中心としたエンターテインメント領域サービスやプラットフォーム機能の提供を進めてきた。
しかし、DMM Cryptoは「昨今の急速な事業環境の変化により、プロジェクトの持続可能性に課題が生じた」と述べ、Seamoon Protocolの早期中止を決断したと説明している。
なお、プロジェクトの中止に伴い下記の対応を行う。
- 独自トークン「$SMP」の発行中止
- SMP Platformの新規利用サービスの受付停止
- 「かんぱに☆ガールズ RE:BLOOM」の段階的サービス終了
SMP Platformの新規利用サービス受付は15日付で終了している。また、「かんぱに☆ガールズ RE:BLOOM」については先月1日に正式サービスを開始したばかりだ。
SMP Platformに関連したプロジェクトのサービス、機能、パートナーシップ等に関しては、今後の方針を引き続き検討しているという。