金融・経済暗号資産

【NEWS】GFA、パチンコ業界大手マルハンのIP「にゃんまる」を活用したミームコイン「NYANMARU Coin」へ異例の投資

2024/12/12 13:40 (2025/05/28 16:11 更新)
Iolite 編集部
SHARE
  • sns-x-icon
  • sns-facebook-icon
  • sns-line-icon
【NEWS】GFA、パチンコ業界大手マルハンのIP「にゃんまる」を活用したミームコイン「NYANMARU Coin」へ異例の投資

暗号資産取引なら31種類の取扱銘柄があり、500円という少額から投資することができるCoincheckがおすすめ!

coincheck banner
【PR】※出典:Coincheck(2024年6月10日)

口座をまだお持ちでない方は、コインチェックの公式サイトもチェックしてみてほしい。


極めて異例の投資

東証スタンダート上場のGFAは11日、子会社のGFA Capitalを通じてミームコイン「NYANMARU Coin(NYAN)」への投資を開始すると発表した。NYANはパチンコ業界大手マルハンのIPである「にゃんまる」をモチーフとしている。

発表によると、NYANへの投資はGFAにおける暗号資産ディーリング業務の一環で発行される。GFAは今月3日に暗号資産ディーリング業務を開始すると発表していた。上場企業による新興ミームコインの投資は極めて異例だ。

公式サイトによると、NYANの発行数は1,000億NYANとなっており、ソラナブロックチェーン上で発行されている。また、「NYAN には機能、有用性、本質的価値はなく、金銭的リターン、利益、利息、配当の約束や期待もない」と記載された上で、「あくまでも娯楽目的で発行されたもの」と強調している。

一方、GFAは発表で「株式会社マルハンがサポートしている WEB3プロジェクト『TAMAGOプロジェクト』にて、NYANMARU Coinを応援している」、「ミームコイン特有の認知度向上と活発なコミュニティ展開が期待される」といった特性が魅力であるとし、暗号資産ディーリング業務のポテンシャルを最大化する投資対象として適切であると判断したと説明している。

今月中旬より体制整備とテスト的な運用を行い、本格的な運用は来年1月から開始される予定だ。

暗号資産ディーリング業務の開始背景

GFAは暗号資産ディーリング業務を開始する背景として、米国を中心にビットコイン現物ETFが組成されていることや、戦略的準備資産として国家がビットコイン(BTC)の購入を検討していることをあげ、「未来のデジタルアセットとして注目を集めている」と説明。日本においても上場企業がビットコインを戦略的準備資産として保有するケースがみられ、その投資収益を見込み企業価値が上昇している事例もあると指摘する。

その上で、ビットコインへの投資を中心にしつつ、短期的に成長が見込めるアルトコインも対象としてディーリング事業を推進することが利益につながると判断したようだ。今後、担当ディーラーが日夜暗号資産を売買し、自己勘定取引において収益の実現を目指していくと説明している。

なお、GFAの株価は12日の取引で前日比26%以上急騰し、ストップ高となっている。

参考:発表NYAN公式サイト
画像:Shutterstock

関連記事

メタプラネット、ビットコイン購入に向け最大95億円の資金調達計画を発表

米マイクロストラテジー、ビットコイン大量購入 株価も24年ぶり高値

SHARE
  • sns-x-icon
  • sns-facebook-icon
  • sns-line-icon
Side Banner
Side Banner
MAGAZINE
Iolite(アイオライト)Vol.14

Iolite(アイオライト)Vol.14

2025年7月号2025年05月30日発売

Interview Iolite FACE vol.14 カルダノ(Cardano)/ Input Output Global創業者兼CEO チャールズ・ホスキンソン PHOTO & INTERVIEW 馬渕磨理子 特集「日米暗号資産関連の政策に関する考察」「日本発ブロックチェーン図鑑」「Hyperliquidで巨額のポジション清算が発生! 想定できなかったあらたな分散型金融の危機」「大注目の日本発、生成AIスタートアップ「Sakana AI」」「リセッションに備えよ─ 金融とアノマリーの相関性─」 Crypto Journey 「“論破王”からみたWeb3.0」 ひろゆき Interview 特別連載 仮想NISHI 「暗号資産の相場動向と読み解くポイント」 連載 Tech and Future 佐々木俊尚…等

MAGAZINE

Iolite(アイオライト)Vol.14

2025年7月号2025年05月30日発売
Interview Iolite FACE vol.14 カルダノ(Cardano)/ Input Output Global創業者兼CEO チャールズ・ホスキンソン PHOTO & INTERVIEW 馬渕磨理子 特集「日米暗号資産関連の政策に関する考察」「日本発ブロックチェーン図鑑」「Hyperliquidで巨額のポジション清算が発生! 想定できなかったあらたな分散型金融の危機」「大注目の日本発、生成AIスタートアップ「Sakana AI」」「リセッションに備えよ─ 金融とアノマリーの相関性─」 Crypto Journey 「“論破王”からみたWeb3.0」 ひろゆき Interview 特別連載 仮想NISHI 「暗号資産の相場動向と読み解くポイント」 連載 Tech and Future 佐々木俊尚…等