メルカリは28日、NFT取引が可能なNFTマーケットプレイス「メルカリNFT」の提供を開始したと発表した。これにより、大手NFTマーケットプレイス・OpenSeaなどで取り扱われているNFTの売買がメルカリで可能となった。
メルカリではこれまで、暗号資産交換業者であるメルコインを通じて暗号資産(仮想通貨)取引やそれに関連したサービスを提供するなど、暗号資産及びブロックチェーンに関する取り組みを進めてきた。そうしたなか、さまざまな価値循環を拡大させていくべく、NFTの売買が可能な「メルカリNFT」の提供を決めたとしている。
暗号資産ウォレットや口座の新規開設などは不要で、「メルカリアプリ」を通じて売買が可能だとメルカリは説明している。メルカリでの売上金を使用してNFTを購入できるほか、購入したNFTを「メルカリNFT」で出品することも可能だ。
支払い方法は現時点で「メルカリポイント」「メルペイ残高」「メルペイのスマート払い(翌月払いのみ)」「メルカード(翌月払いのみ)」となっている。
サービス開始時点では、OpenSeaで人気のプロジェクトからNFTの販売を開始する。今後はアートやトレーディングカード、エンタメなどさまざまなカテゴリーで、国内外の事業者・IPホルダーとNFTコンテンツの発行及び販売をしていく予定だとしており、デジタルマーケットプレイスとしての「メルカリNFT」をさらに拡大していくという。
昨年11月に発表されたメルカリの2024年7月-9月期の決算によれば、メルカリにおける暗号資産取引に伴う収益は前年同期と比較して約9倍にまで増加している。サービス開始後、強固な既存顧客基盤を活かす形で口座数も増加しており、暗号資産及びWeb3.0領域においてメルカリブランドの存在感は大きくなりつつある。
一時と比較すればNFTへの関心度は依然として低い状況ではあるが、「メルカリNFT」の提供により国内で再び興隆する可能性もある。
参考:発表
画像:発表より引用