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【NEWS】サントリー、NFT付きビールを発売へ アバランチを使用

2024/11/20Iolite 編集部
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【NEWS】サントリー、NFT付きビールを発売へ アバランチを使用

サントリー初の試み

サントリーが、NFTを取得することができるビールを販売することがわかった。このNFTはアバランチ(AVAX)のブロックチェーン上で発行される。20日、アバランチが明らかにした。

発表によると、NFTは「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム 山崎原酒樽熟成 2024」の715mlボトルを購入することで取得可能なようだ。このボトルには電子マネーなどで用いられているNFC(近距離無線通信タグ)が搭載されており、キャップを覆うテープを破るとNFCが検知する。その際、消費した証明としてNFTを取得することができる。

この取り組みは「Thailand Blockchain Week」において、アバランチを開発するアバラボ(Ava Labs)のHead of Japanである平田路依氏らが発表していたものだ。今回、満を辞してプロジェクトが開始されることとなる。

飲食とNFTが連携したさまざまな取り組み

サントリーはNFTを活用したあらたなWeb3.0体験の創出に注力する姿勢をみせている。社内ベンチャー子会社として、GoodMeasure社を立ち上げ、「SAKAZUKI NFT」プロジェクトを進める。SAKAZUKI NFTでは「お金では得られない体験」を重視しており、ファンコミュニティの創出を通じてあらたなビジネスモデルの生み出そうとしている。

また、すでに飲食とNFTを連携させた取り組みはいくつかみられている。国内で代表的なところでは、博報堂がカルビーらと取り組んだ「カルビールビープログラム」における「NFTチップスキャンペーン」があげられる。このキャンペーンは、実際の購買に紐付いてNFTが成長する購買成長型NFTのプレゼントキャンペーンとして注目を集めた。

今年8月には、リーフ・パブリケーションズが運営する日本酒のNFTマーケットプレイス「Sake World NFT」の海外展開に向け、シンガポールを拠点にGameFiプラットフォーム事業を手がけるDEA(Digital Entertainment Asset Pte.Ltd)が取り組みを始めている。

今後もNFTと飲食を組み合わせた取り組みは増えていくものとみられる。

参考:発表
画像:発表より引用

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