暗号資産金融・経済

【NEWS】メタプラネット、2025年にビットコイン保有量10,000BTCを目指す方針

2025/01/07 15:53 (2025/02/12 15:56 更新)
Iolite 編集部
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【NEWS】メタプラネット、2025年にビットコイン保有量10,000BTCを目指す方針

ビットコイン購入を加速へ

東証スタンダードに上場するメタプラネットの代表取締役社長であるサイモン・ゲロヴィッチ氏は5日、自身のXで同社の今年の目標として、ビットコイン(BTC)を10,000BTCまで保有することを目指すと明らかにした。

メタプラネットは昨年からビットコインへの投資戦略を展開しており、これが株価を大きく押し上げる要因となった。

ゲロヴィッチ氏は「メタプラネットのあらたな挑戦に向けて、私たちの計画を実現することに大きな期待を抱いています」と述べた上で、2025年の目標を記載。10,000BTCの保有に加え、株主とのつながり強化や日本及び世界でのビットコイン普及を推進するためにパートナーシップを活かしていくと説明した。また、日本とビットコインのエコシステムにおけるメタプラネットの影響力をさらに広げていくと続けている。

メタプラネットは昨年12月にビットコインを買い増し、現在は1,761.98BTCを保有している。昨年4月にビットコインに投資していくことを発表して以来、加速度的に保有数を増やし続けており、国内を代表するビットコイン保有企業となりつつある。

マイクロストラテジーもビットコインを追加購入

企業によるビットコイン保有の先駆けである米マイクロストラテジー(MicroStrategy)も早速ビットコインを購入したようだ。

6日の発表によると、昨年12月30日から12月31まで間に現金約1億100万ドル(約160億円)で約1,070BTCを購入した。購入価格は1BTCあたり約94,004ドル(約1,483万円)だった。

今回の購入により、マイクロストラテジーの保有量は447,470BTCまで拡大している。これまでのビットコインの取得額は279.7億ドル(約4兆4,130億円)で、平均取得価格は1BTCあたり62,503ドル(約986万円)となっている。

発表によると、マイクロストラテジーのビットコインによる利回りは昨年10月1日から12月31日までの期間で48.0%となり、昨年1年では74.3%を獲得したようだ。

現在、国内外でビットコインを保有する動きが加速しており、特にマイクロストラテジーやメタプラネットのような先行企業による購入は加速していく可能性がある。

参考:ゲロヴィッチ氏Xマイクロストラテジー発表
画像:Shutterstock

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