SEC(米証券取引委員会)は、マイクロストラテジーをターゲットとした初のレバレッジ型単一株ETF、MSTXのローンチを承認した。
MSTXはマイクロストラテジーの株式の1日あたりの収益の175%の達成を目指している。
MSTXは、テーマ型及びレバレッジ型ETFに重点を置く、Defiance ETFsによって発行される。
DefinanceのCEO、シルビア・ジャブロンスキー(Sylvia Jablonski)氏によると、マイクロストラテジーはビットコイン(BTC)の最大保有企業であり、レバレッジ型マイクロストラテジーETFはビットコインへのエクスポージャーを高める。
マイクロストラテジーETFを購入することで、ビットコインへ投資できることにつながる。以前にマイクロストラテジーの元CEO、マイケル・セイラー(Michael Saylor)氏は「ビットコインに投資したかったらマイクロストラテジーに投資すべき」と述べていた。
2024年第2四半期時点で、マイクロストラテジーのバランスシートには、約226,500BTCが保有と記されている。
同社はビットコインの大半を所得するために債務を背負っており、この株自体がレバレッジをかけたビットコイン取引となっている。
ジャブロンスキー氏は、「マイクロストラテジーはビットコインに比べて本質的にベータ値が高いため、MSTXは投資家にETFでビットコイン市場へのレバレッジエクスポージャーを最大化するユニークな機会を提供する」と述べた。
レバレッジETFは日々の投資目標を追求する。つまり、パフォーマンスは日々増幅されるが、長期的には変動する。
MSTXはレバレッジの使用と単一株への集中により、追加のリスクを伴う。
最も変動の大きなETFになる
ブルームバーグの上級ETFアナリスト、エリック・バルチュナス(Eric Balchunas)氏はXでの投稿で、これはたった1.75倍であるが(おそらく2倍にしようとしたが、SECが反対しました)、「米市場で入手できる最も変動の大きいETF(SPYの13倍に相当する)となり、$MSOX(ウィードの2倍)を上回り、ホットソースの軍拡競争における大きな一歩となります」と述べた。
SECは長年の提案を拒否した後、最近、レバレッジをかけた単一株ETFを許可した。
GraniteSharesとDirexionも、それぞれ3倍レバレッジのTesla ETFとApple ETFを承認した。
ただし、レバレッジをかけた株式ETFは依然として小さなニッチな商品であり、ETF資産全体の1%未満だ。
Definanceは、MSTXがビットコインとの連携で、他社から抜け出すことを期待している。
しかしこの初のETFが最終的に成功するかどうかは、投資家の反応と、ビットコインを大量保有するマイクロストラテジーのパフォーマンス次第だ。だが、ビットコインの価格により、MSTXもかなりのパフォーマンスで上下することが予測される。つまりETFにしては珍しい、ボラティリティの高い商品になる可能性が高い。
Definanceは2018年に設立された、収益とテーマ別投資に特化した大手ETF発行会社。同社は戦略的な機会を求めるトレーダー向けに設計されたレバレッジETFのパイオニアでもある。
参考:Definance発表
画像:Shutterstock
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