NOT A HOTELの100%子会社であるNOT A HOTEL DAOは31日から、国内暗号資産(仮想通貨)取引所GMOコインで「NOT A HOTEL COIN(NAC)」のIEO申し込みを開始した。また同時にプロジェクトの詳細を記載したホワイトペーパーと新ウェブサイトを公開した。
NOT A HOTEL DAOは「世界をもっと楽しく」というビジョンのもと、「家はひとつ」の常識を超え、Web3.0技術を活用し、自由で創造的なライフスタイルを実現することを目標として掲げている。
NOT A HOTELは、2022年にNFTとRWA(現実世界資産)を融合させたあたらしい仕組みを開発し、国内で7.6億円の売上を達成した。
この取り組みは、多くの後発プロジェクトに多大な影響を与え、NFTとRWAの融合における先駆者となり、ベンチマークモデルとなった。現在、NOT A HOTELのRWAのNFTは多くのユーザーに支持され、日々の宿泊に利用されている。
今回のNACトークンのIEOでは、この成功をさらに発展させるもので、より多くの人々がRWAを活用できるあらたな仕組みを提供する。
NOT A HOTEL DAOは、「みんなでNOT A HOTELを保有し、みんなで利用する」仕組みを提供するというあたらしいWeb3.0プロジェクトとなる。
ユーザーは「NAC」を保有することで、DAOに参加し、NACをレンディングするだけで、NOT A HOTELの利用権を得ることができるなど、RWAとWeb3.0を融合させた自由かつ創造的なライフスタイルを楽しむことができる。
NOT A HOTEL DAOはビジョンを共有する仲間たちと共に、楽しく豊かな未来を創り上げるとしている。
NACのユーティリティ
NACはイーサリアム(ETH)上で発行されるERC-20規格の暗号資産であり、下記のユーティリティを有する。
- 宿泊権の獲得:レンディングすることで獲得可能
- 支払い手段:宿泊時の付帯費用や物件管理費の支払いなど
- 限定特典の利用:保有者はキャンペーンを通じて新体験を享受することが可能
NACのIEOスケジュールは、31日にGMOコインにて申し込みを開始し、12月7日に抽選を実施。また、12月13日にNOT A HOTEL DAOのサービス開始と同時に、GMOコインにて取り扱いが開始される予定だ。
販売数は200万枚、価格は1枚あたり1,000円だ。最小購入数は10枚(1万円)で、最大購入数は250,000枚(2.5億円)となっている。なお総発行数は無制限だ。
参考:発表
画像:発表より引用
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