「湘南美容クリニック」などの運営を行うSBCメディカルグループホールディングスは12日、10億円相当のビットコイン(BTC)を購入すると発表した。購入期間は2月から5月を予定している。
ビットコインの購入を行うのは米国法人であるSBCメディカルグループホールディングスとなる。日本市場で調達するのではなく、米暗号資産(仮想通貨)取引所Coinbase(コインベース)を通じて行う。これは会計税務面やセキュリティ面を考慮した結果だという。
SBCメディカルグループホールディングスはビットコインを購入する理由について、「通貨の価値が下がるインフレ時に、資産価値の保存手段として有効に機能すると考えられる」と説明している。現在ビットコインが企業によるインフレヘッジの手段として注目を集めていることに加え、同社においてあらゆる経済環境の変動にも柔軟に対応できる強固な財務体制を築くための重要な一手として位置付け、持続可能な成長を支える基盤の構築を目指すとしている。
湘南美容クリニックは国内外にわたり246院を構える美容医療クリニックとして知られる。昨年9月には米ナスダックにも上場した。
現在、国内外の上場企業によるビットコインの購入事例が相次いでいる。
国内では昨年、メタプラネットがビットコインへの投資戦略を打ち出し、現在までに1,761BTCを保有している。メタプラネットは今年末までにビットコインの保有数を10,000BTCまで伸ばすとしているほか、2026年末までに21,000BTCの保有を目指すと表明している。
また、先日にはゲーム開発企業のgumiも10億円相当のビットコインを購入すると発表した。同社も購入時期は2月から5月を予定しており、ビットコインをほかのブロックチェーンにおけるセキュリティ担保として活用可能なステーキングプロトコル「Babylon(バビロン)」のバリデータに国内上場企業として初めて参画することもあわせて発表された。
このほか、リミックスポイントやGFAといった上場企業はビットコインに限らずさまざまなアルトコインを購入している。リミックスポイントは今月4日に暗号資産の追加購入について発表し、90億円の投資に対して評価損益が約3億8,000万円にのぼることを明らかにしている。GFAはパチンコ業界大手マルハンのIPである「にゃんまる」をモチーフとしたミームコイン「NYANMARU Coin(NYAN)」への投資を発表し話題となった。
参考:発表
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メタプラネット、2025年にビットコイン保有量10,000BTCを目指す方針