トランプ次期大統領は12日、インタビューで「暗号資産(仮想通貨)で偉大なことを成し遂げる」と述べた。改めて暗号資産に対して積極的な姿勢を強調した格好だ。
また、トランプ氏は各国が現在暗号資産を取り入れる動きをみせていることに関連して、「米国はこの分野でリーダーになることが極めて重要だ」と述べ、「我々は(他国よりも)先に行かなければならない」と述べた。
また、注目が集まっているビットコイン(BTC)準備金について必要の有無を問われ、「(必要だと)思う」と回答した。
ビットコイン準備金を巡っては、共和党所属のテキサス州下院議員であるジョヴァンニ・カプリリオーネ(Giovanni Capriglione)氏が同日、設立に向けた法案を提出した。この法案は州ごとにおけるビットコイン準備金の設立を目指す内容となっており、政権移行に先駆けて提出されたものとなる。米国ではトランプ氏が暗号資産に前向きな姿勢をみせていることもあり、さまざまな州などでビットコイン準備金などに関する検討が進んでいる。
また、国家レベルでは共和党のシンシア・ラミス(Cynthia Lummis)上院議員がすでに「2024年ビットコイン法案」の草案を提出している。この法案では米国が戦略的準備金として100万BTCを備蓄するものとなっている。トランプ氏が提案していた内容と比べると規模が大きくなるため、何らかの調整が行われるものとみられるが、それでも実現に向けた可能性は政権移行に伴い飛躍的に上昇する。