ブロックチェーンのパイオニア、チューリンガム株式会社は、トークン発行実務を簡略化し、トークンを用いたWeb3.0ビジネスを速やかに展開できるように、新たな10種類のトークンを発行するサービス「トークン10構想」を開始したことを発表した。
本構想は、特定の業種や業界におけるトークン活用を通じて、資金調達や新規ビジネスモデルの開発を支援することを目的としている。
トークンを活用したWeb3.0ビジネスの展開を検討する企業においては、トークンの譲渡を受けた直後に発行済みのトークンを保有することになり、トークンを活用したビジネス企画や流通、IEOによる資金調達をすることが可能となる。
本構想の背景として、今までチューリンガムはブロックチェーン技術を活用して社会とビジネスに革新をもたらすことを目指し、数多くのトークンプロジェクトに取り組んできた。
国内外でのトークン発行および上場実績においては国内No.1の地位を確立している。
しかし昨今、日本国内の企業がトークンを発行するハードルは依然として高い。さらにブロックチェーン上にトークンを発行するという馴染みの少ない技術的背景もあり、多くの企業にとってWeb3.0事業への参入障壁にもなっている。
このような状況を踏まえ、企業が速やかにWeb3.0ビジネスを企画、展開することを優先し、複雑で学習コストの高いブロックチェーン技術やトークン発行に関する概念の習熟工程を省略するために、予めチューリンガムが発行し、未流通、未使用状態のフォーマット化されたトークンを譲渡し、トークンビジネスのサポートを行う。
トークン10構想では、チューリンガムが中心となり、各業種、業界に特化した10種類のトークンを発行する。
それぞれのトークンに種類別の特徴をもたせるため、発行総数等の設計を調整する。10種類のトークンは、今後それぞれ選定するパートナー企業に譲渡し、資金調達やWeb3.0ビジネスの開発に役立つ。
暗号資産取引所Zaifを通してIEOが可能
また、これらのトークンはチューリンガムの親会社クシムグループの暗号資産(仮想通貨)取引所である「Zaif」を通して、IEO(Initial Exchange Offering)に向けた審査を受け、上場を目指す。
これにより、Web3.0テクノロジーを用いた産業基盤の獲得を目指す企業の事業成長資金の調達をサポートする。
またメリットとして、トークンを新たに発行し、国内の取引所に流通させるハードルは本来非常に高いが、極限までにそのハードルと人的コストを下げることがある。
また、多数のトークンプロジェクトの支援を手掛けてきたチューリンガムが、技術観点のみならず会計監査、関連法規についての対応など、総合的なコンサルティングを行い、スムーズに上場できる。
トークン導入を希望する企業はチューリンガムに「パートナー」として申し込む。チューリンガムは選定したパートナー企業とともにトークン活用モデルを検討し、トークンを譲渡する。
参考:発表
画像:発表より引用
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