近年、代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコイン(BTC)は、ますます注目を集めています。最近では、少額からビットコインを購入する人が増えています。
一定数のビットコインを購入するために用意する投資資金としては、10万円が1つの節目といえるでしょう。しかし、ビットコインの価格は非常に変動が激しく、購入時期によっては同じ金額でも購入できるビットコインの量は大きく異なることがあります。
本記事では、10万円分のビットコインを購入する際の計算方法や、実際の購入方法、手数料、注意点について詳しく解説します。

現在価格:1,210万円
2026年9月9日時点(CoinMarketCap「ビットコイン(BTC)価格・チャート・時価総額」)
ビットコインは2024年に米国で現物ETFが承認されたことなどを受け、価格が大きく上昇しています。一時はドル建でみた時の節目である10万ドルも超えるなど、多くの投資家に利益をもたらしました。

ビットコインの購入可能量を計算するためには、現在のビットコインの価格を知る必要があります。基本的な計算式は以下の通りです。
たとえば、ビットコインの価格が1,200万円の時、計算式は以下のようになります。
このように、ビットコインの価格が変動するため、購入可能量も変わります。そのため、定期的に価格をチェックすることが重要です。
国内暗号資産取引所では、ビットコインを1円から購入できる取引所もありますが、近年はビットコインの値上がりにより最低購入単位が変わりつつあります。また、取引所ごとに最低購入単位が異なるため、比較が必要です。自分が利用している、または利用を予定している取引所のルールを確認しておきましょう。
ここ数年のビットコインの価格推移を振り返ると、2021年には約770万円の最高値を記録した一方、2023年初頭には一時200万円を割り込みました。その後、再び2023年後半から価格を伸ばし、2024年12月には1,600万円を超えています。
こうした値動きからわかるように、現在の価格が割高か割安かを判断するためには、過去の価格動向を参考にすることが重要です。市場のトレンドを把握することで、より良い投資判断ができるでしょう。

ビットコインを購入するための最も一般的な方法は、国内の暗号資産取引所を利用することです。主要な取引所には、コインチェック、bitFlyer、SBI VCトレード、GMOコインなどがあります。
それぞれの取引所には特徴があり、たとえば、bitFlyerはセキュリティが高く、コインチェックは使いやすいインターフェースが魅力です。まずは各取引所のホームページを確認し、自分に合った取引所を選ぶことが大切です。
海外の暗号資産取引所(バイナンス、Bybitなど)を利用してビットコインを購入することも可能です。国内暗号資産取引所と比較すると、海外暗号資産取引所は手数料が安かったり、取り扱っている暗号資産の種類が豊富なことが特徴です。
ただし、海外暗号資産取引所は基本的に日本の金融庁から暗号資産交換業者としてのライセンスを取得しておらず、なかには悪意ある違法業者も存在するため、トラブルや資産を失うリスクがあることを留意する必要があります。そのため、基本的には国内暗号資産取引所でビットコインを購入することを推奨します。
ビットコインを暗号資産取引所で購入する際には、手数料が発生します。手数料には以下のような種類があります。
これらの手数料を考慮し、実際に購入できるビットコインの量を計算することが重要です。

1円からビットコイン投資を始めることはできますが、ある程度の利益を得たい場合には、10万円という投資金額は1つの目安になります。また、長期的な資産形成を見据えて、毎月10万円を積み立てていくというのも良い戦略かもしれません。
ビットコインは近年、価格を大きく伸ばしています。仮に5年前(2020年、1BTC=約100万円)から毎月ビットコインを積み立てていたとしたら、2025年現在(約1,200万円)では大きな利益が生まれているでしょう。
ビットコインはボラティリティが高く、価格が大きく変動することが特徴です。たとえば、10万円を投資した場合、半年後にその価値がどうなっているかを予測することは難しいです。価格が下がるリスクを理解しつつ、自分の資本力に見合った金額で購入する心がけが重要です。
ビットコインの取引で利益が出た場合、確定申告が必要になる可能性があります。たとえ10万円分の投資であっても、利益が出れば税金に影響することがあります。税金についての知識をしっかりと持ち、必要な手続きを怠らないようにしましょう。

この記事では、ビットコインを10万円分購入するために覚えておくべきポイントやリスクについて詳しく解説しました。最後に要点をおさらいしましょう。
ビットコインの将来性を見据え、長期的な視点で運用することがポイントです。投資を始める前に、十分な情報収集を行い、自分に合った投資スタイルをみつけましょう。