暗号資産・Web3.0の初心者向けイベント「OKJアカデミー」 第1回開催レポート

2025/11/06 16:45 (2025/11/28 16:58 更新)
Iolite 編集部
文:Shogo Kurobe
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暗号資産・Web3.0の初心者向けイベント「OKJアカデミー」 第1回開催レポート

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第1回目テーマは「ビットコイン」

近年、世界的に注目を集めている暗号資産(仮想通貨)やWeb3.0だが、その煩雑性から仕組みや利用方法がわからず、一歩を踏み出すことを諦めてしまう人は少なくないのではないだろうか。こうした参入障壁をなくすことが、日本においてWeb3.0を普及させる上で極めて重要となる。

そのための学びの機会を創出すべく、国内暗号資産取引所OKJでは、「OKJアカデミー」と称したイベントを開催した。

OKJアカデミーは、暗号資産・Web3.0初心者、またWeb3.0に興味のある学生、金融や投資に興味はあるが暗号資産にまだ触れたことがない人が、暗号資産を始めとするWeb3.0に対する理解を深め合い、障壁をなくすことを目指して立ち上げられた。今後、定期的にオフラインイベントを開催していくという。

第1回目は「ビットコイン」をテーマに開催。開催日である10月31日はビットコインのホワイトペーパーが公開されてから17年を迎えた記念すべき日でもあった。

そんな特別な日に開催されたイベントの様子を編集部がお伝えしていく。

ビットコインに触れていく上で重要な「情報力」

特別講師として登壇したのは、ビットコインエバンジェリストとして活動する杉田祐次郎氏。杉田氏はスーパーバンタム級の全日本新人王を獲得するなど、元プロボクサーとして活躍した。2013年にスポンサーをきっかけとしてビットコインを知り、その後、「ビットコイン・ジーザス」として知られる初期投資家のロジャー・バー氏との出会いを経てビットコインの可能性に感銘を受け、現在の活動に至る。

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杉田氏はビットコインの歴史や役割、そしてブロックチェーンの将来性などについてわかりやすく説明。また、古くからビットコインや業界に携わってきたからこそ話せる貴重な体験談も交え、ビットコインの魅力を丁寧に伝えていた。

印象的だったのは、杉田氏が尊敬する実業家・堀江貴文氏の言葉を引用したメッセージだ。「情報をシャワーのように浴びる」

日々の移り変わりが激しい暗号資産・Web3.0領域では、情報力が大きなカギを握る。しかし、冒頭でも触れたようにこの領域は実に煩雑で、覚えるべき情報が多い。

杉田氏は、情報をシャワーのように浴びること、つまりどのような情報でも触れることでいざという時に役に立つと強調し、「情報が武器になる。逆に情報がないと誰かに搾取される世の中になっている」と語った。

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初心者向け暗号資産の基本をレクチャー

イベント後半ではOKJのチーフマネージャーである齋藤将輝氏から、暗号資産と証券の違いなどに関する講義が行われた。

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ここでは暗号資産が24時間365日いつでも取引可能な点や年々マーケットサイズが拡大していることなど、暗号資産の将来性について語られた。その一方で、証券と違いボラティリティが高いこと、そして個人のセキュリティ意識が重要になることなども念押しした。

全体的に暗号資産初心者に向けた内容が展開され、まだ暗号資産取引をしたことがない人でもわかりやすい講義だったといえる。

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「ビットコイン」クイズなどで賑わう会場

講義の合間、そして終わりにかけて行われたビットコインに関するクイズでは、参加者全員が真剣な眼差しで回答をしていた。

基本的には講義で触れられた内容を中心に出題されていたものの、なかには非常にマニアックな質問も用意されており、参加者全員が楽しめる内容となっていた。

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楽しく学びを得る貴重なひとときに

イベント当日は悪天候に見舞われたが、それでも非常に多くの来場者が集まった。また、イベント終了後には懇談会が行われ、ビットコインや暗号資産取引に関する話で盛り上がっていた。

イベントには老若男女問わず幅広い年齢層が集まっていた印象で、学生の参加者が一定数いたことも目をひくポイントだろう。

なかなか初心者が参加しやすい暗号資産・Web3.0に関する学びの機会というのは多くない。その上で、誰もが参加しやすく楽しく学べるような雰囲気づくりが行われていたのは良い点であったといえる。

OKJでは第2回の開催も計画しているようだ。暗号資産やWeb3.0について学びたいという方々は、次回開催時にぜひ参加を検討してみてはいかがだろうか。

画像:Iolite編集部

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