預けるだけで暗号資産が増えるステーキングとは?コイントレード(CoinTrade)の年率と銘柄数に注目!

2023/11/29 18:00 (2025/06/09 17:15 更新)
Iolite 編集部
SHARE
  • sns-x-icon
  • sns-facebook-icon
  • sns-line-icon
預けるだけで暗号資産が増えるステーキングとは?コイントレード(CoinTrade)の年率と銘柄数に注目!

暗号資産の運用方法も多様化

近年、暗号資産(仮想通貨)の種類が豊富になるにつれ、その運用方法も多様化しつつある。なかでも、ステーキングは初心者でも簡単に暗号資産を増やせる資産運用方法として注目を集めており、年々ステーキングサービスを提供する国内暗号資産取引所も増えてきた。

そこで今回は、そもそもステーキングとはどのようなもので、どれほどの利回りが期待できるのか。また、サービスを提供している暗号資産取引所としてコイントレード(CoinTrade)の特徴や、サービスの利回りなどを解説していく。

ステーキングとは?

ステーキングとは、対象となる暗号資産のブロックチェーンネットワークに預け入れ、ネットワークに貢献した対価として報酬を得ることができる仕組みだ。

ビットコイン(BTC)ではマイニングを行うことで報酬を得ることができるが、これがより簡単かつ比較的誰でも参加しやすくなったものとイメージしてもらうといいだろう。

近年は暗号資産取引所がユーザーから対象となる暗号資産を募り、マイニングでいうところのマイナーである「バリデータ」として、個人に代わりステーキングを行い、得た報酬をユーザーに分配するというサービスが国内外で増えつつある。

Staking Articles1

「PoS」という仕組みを用いた暗号資産が対象

Staking Articles2

ステーキングはどんな暗号資産でもできるものではない。対象となる暗号資産は、イーサリアム(ETH)などのいわゆる「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」という仕組み(コンセンサスアルゴリズム)を用いて発行されているものとなる。

ビットコインは「PoW(プルーフ・オブ・ワーク)」という仕組みで発行されており、マイナーと呼ばれる承認作業者が取引を確認することでブロックチェーンネットワークが稼働し続けている。取引承認作業を行ったマイナーのみが報酬を受け取れるため、ある程度資金力があり設備を整えられた事業者等でないと利益を生み出せない点はデメリットだ。

一方、PoSはブロックチェーンネットワークに対象となる暗号資産を預け入れているユーザーがランダムに承認作業者であるバリデータとして取引を承認する権利を得ることができる。そのため、PoWと比べると多くの設備資金を有することなく、保有期間や保有量などによって報酬を得るチャンスが生まれるため、比較的平等なシステムであるといえる。

また、PoSはPoWと比べると電気消費量が少なく、サスティナブルな仕組みとして注目されており、近年コンセンサスアルゴリズムとして採用するプロジェクトが増えている。

どのように報酬が発生している?

Staking Articles3

ステーキングを行うことで「なぜ報酬がもらえるのか?」と疑問に思う人もいるだろう。

マイニングもステーキングも、ブロックチェーンネットワークが滞りなく稼働し続けるために行われている。

その構図自体は変わらないが、PoWでは悪意あるマイナーが半数を占めることで不正行為を行う「51%攻撃」のリスクが懸念されている。つまり、力を持ったマイナーが集結することでネットワークの方向性を変えることが理論上可能ということだ。

これに対し、ステーキングはランダムに取引の承認作業者を決めて稼働する。特定の悪意を持った人物たちがいくら集まろうとも承認作業者に選ばれなければ悪事を働くこともできないため、PoWと比べれば堅牢な仕組みであるといえる。

そしてこのPoSを支えるのは対象となる暗号資産を保有しブロックチェーンネットワークに預け入れて承認作業を行う各々のバリデータだ。そのため、PoSを採用するプロジェクトは多くのユーザーに暗号資産を保有してもらい、ブロックチェーンネットワークに参加してもらうことで、安定的なネットワークの稼働を目指している。

逆にいえば、ただ暗号資産を保有しているだけでもネットワークの維持に貢献をしているということになる。そのため、その対価として暗号資産を得る権利も付与されているという認識でいいだろう。

レンディングとの違い

暗号資産取引所などが提供するサービスとして、よく「レンディング」と混同するユーザーが見受けられる。

ステーキングとはブロックチェーンネットワークに暗号資産を預け入れ、その対価として報酬を得る仕組みだが、レンディングはまったく異なる。

レンディングとは、暗号資産取引所や事業者等に自らが保有する暗号資産を預け、代わりに運用を行ってもらい資産を増やすサービスだ。ステーキングがPoSの仕組みで発行される暗号資産に限られるのに対し、レンディングはビットコインやそのほかのPoW銘柄など、基本的にはどのような銘柄でも対応可能である点は大きな違いだ。

さらに、両者には明確に違う点がいくつかある。特に「預入期間」「途中解約の有無」といったところは大きく異なるため注意が必要となる。

預入期間については、ステーキングが基本的に無期限であるものの、レンディングは預け入れて運用してもらえる期間が決められている場合が多い。そして途中解約についても、ステーキングはいつでも止めることができるが、レンディングは停止から引き出しまでにかかる時間が非常に長い。

このほか、預けた資産が確実に返ってくるリスクなども考慮し、長期的な目線で暗号資産を確実に増やしたいという人にはステーキングの方がメリットも多いといえるだろう。

Staking Articles4
※11月29日時点コイントレード調べ

ステーキングサービスでコイントレード(CoinTrade)が選ばれる理由

現在、複数の国内暗号資産取引所がステーキングサービスを提供しているが、なかでもコイントレード(CoinTrade)は徹底した資産管理と高い利回りを実現していることで高い支持を得ている。

ここからは、他社と比べてコイントレードのステーキングサービスが多くのユーザーから選ばれる理由を解説していく。

取り扱い銘柄数が豊富

コイントレードが提供するステーキングサービス「CoinTrade Stake」では、11月29日時点で10種類もの暗号資産に対応している。これは現時点で国内最多の取り扱い数となる(2023年11月29日時点の国内暗号資産交換業者のWebサイト調べ)

取り扱い銘柄は下記の10種類だ。

  • イーサリアム(ETH)
  • ヘデラハッシュグラフ(HBAR)
  • ニアプロトコル(NEAR)
  • ポリゴン(MATIC)
  • パレットトークン(PLT)
  • ポルカドット(DOT)
  • テゾス(XTZ)
  • アイオーエスティー(IOST)
  • エイダ(ADA)
  • アバランチ(AVAX)

特筆すべきは、国内暗号資産取引所のステーキングサービスで、現状ポリゴンとヘデラハッシュグラフ、ニアプロトコルの3銘柄に対応しているのはコイントレードのみであるという点(2023年11月29日時点)。国内でこれらの銘柄を運用できる機会は非常に少ないため、長期的な目線で暗号資産運用を行うことを考えれば、特にポリゴンやヘデラハッシュグラフ、ニアプロトコルを保有しているユーザーとしてはぜひとも利用を検討したいところだ。

また、コイントレードは国内随一のステーキングサービスに注力する暗号資産取引所としても知られており、今後もこのような国内唯一ともいえる銘柄の対応を行なっていく可能性があるだろう。

年率は国内最高水準

コイントレードの強みは国内最高水準となる年率の高さだ。多数の銘柄に対応していながら、安定して高い利回りを実現している。

Staking Articles5

※記載されている年率は目安となります。
※年率はネットワークの状況に応じて上下する場合があり、記載年率を保証するものではありません。

★=国内でコイントレードのみ取り扱いのステーキング銘柄。赤字=国内暗号資産取引所が提供するステーキングサービスにおいて最高利率(11月29日現在)。

申し込みのハードルが低く月に3回も報酬がもらえる

通常、ステーキングサービスを利用すると報酬をもらえる時期は1ヵ月に1度だ。

しかし、コイントレードではなんと月に3度も報酬を受け取ることができる()。報酬を受け取れる回数が多ければ実際に運用を行なっているという実感も湧いてくることだろう。

また、コイントレードが提供するステーキングサービスでは最小1枚から申し込みができる。暗号資産の価格によって変動こそするものの、高くても数千円、最低で約10円から申し込みができるため、初めて利用するユーザーにとっても非常にハードルが低いサービスであるといえる。

長期的な目線で将来的な値上がりを期待して取引をした暗号資産があるのであれば、ただ保有するだけではなく、その一部だけでもステーキングで運用するということを検討しても悪くないだろう。

銘柄によっては報酬配布が異なる場合がある

知っておきたいコイントレードの運営会社とポイント連携

ここまでコイントレードのステーキングサービスについて説明してきたが、そもそもコイントレードとはどのような会社が運営しているのか知りたいという人も多いはずだ。

また、コイントレードでは提携ポイントを活用して暗号資産を取得できるお得な面もあるので解説していく。

運営企業は金融庁より認可済み 親会社は東証プライム上場のセレス

コイントレードは金融庁より暗号資産交換業者(関東財務局長00025号)として認可された株式会社マーキュリーが運営を行っている。2021年3月よりサービスを提供しており、ステーキングサービスを中心にサービスの幅を拡大中だ。

また、マーキュリーは東証プライム市場に上場している株式会社セレスの完全子会社でもある。代表取締役にはセレスの代表取締役社長である都木聡氏が就いており、「上場企業の暗号資産取引所」として万全のセキュリティ・経営体制を敷いてサービスを手がけている。

モッピーポイントを暗号資産に交換できる

Staking Articles6

セレスは会員数1,000万人を有し、国内最大規模のポイントサイトである「モッピー」を運営している。

モッピーではアプリ登録やアンケートの回答などを行うことで「モッピーポイント」を取得できる。このモッピーポイントは1ポイント=1円で現金や電子マネー、その他ポイント等に引き換えることができるが、なんと暗号資産とも交換することができる。つまり、貯めたポイントを使えば無料でビットコインなどの暗号資産を取得し、それを運用することができるということだ。

交換できる暗号資産は現時点で下記の通りだ。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • XRP(XRP)
  • ヘデラハッシュグラフ(HBAR)
  • パレットトークン(PLT)
  • アイオーエスティー(IOST)
  • ポルカドット(DOT)
  • エイダ(ADA)
  • テゾス(XTZ)
  • アバランチ(AVAX)
  • ライトコイン(LTC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)

他社においてもポイントを暗号資産に交換できるサービスはあるが、これほどまでに多くの銘柄に対応しているものは限りなく少ない。まさに国内最大規模のポイントサイトとの連携によって実現したお得なサービスであるといえるだろう。

なお、モッピーポイントを暗号資産に交換するにはコイントレードで口座開設を行う必要がある。登録自体は非常に簡単ですぐ完了するため、モッピーとあわせてコイントレードの口座開設も行った方がお得であるといえる。

アプリ操作は簡潔で初心者にも優しい

初めてサービスを利用する際に億劫と感じてしまう要素として、操作の煩雑さがある。しかし、コイントレードが提供するアプリは非常にシンプルなUI/UXとなっており、なおかつ操作はすべてアプリ内で完結する。

従来の暗号資産アプリや既存金融サービスのように複雑かつ難解な言葉は一切使われておらず、誰でもすぐに満足に利用できる点は特に初心者にとって非常に嬉しい仕様だろう。

ユーザーは購入、もしくはポイントと交換した暗号資産をステーキングで預け入れるだけで運用を行うことができる。すでに暗号資産を保有していれば、たった数秒で運用を行えるのは非常に便利だといえるだろう。

コイントレードの口座開設で暗号資産がもらえるお得なキャンペーン実施中

ここからは具体的にコイントレードの口座開設手順と非常にお得なキャンペーンについて紹介していく。

ステーキング取り扱い銘柄数国内最多を記念した複数キャンペーンを実施中!最大4,000円分の暗号資産がもらえる!

Staking Articles7

現在、コイントレードでは期間限定で最大4,000円分の暗号資産がもらえる2つのお得なキャンペーンを実施中だ。

条件は下記の通り。

  1. 無料口座開設を完了(この時点で2,000円分獲得)
  2. 1万円以上の取引と初めてのステーキング申込の完了(完了で2,000円分獲得)

このキャンペーンは12月17日(日)までの開催予定となっている。

長期的な運用を目指すのであれば、条件も厳しいわけではないため、まだコイントレードの口座を持っていないのであれば、これを機にぜひ開設してみてはいかがだろうか。

Staking Articles8

口座開設手順

口座開設と聞くと煩雑なイメージがあるかもしれないが、約5分で終了するため、ストレスを感じることも少ないだろう。以下は、具体的なコイントレードの口座開設手順だ。

①コイントレードのアプリまたはブラウザから新規会員登録へ進む。

Staking Articles9

②ログインメールアドレスを入力し、「確認メールを送信する」をタップ。
入力したメールアドレス宛に、コイントレードより登録確認メールが届く。メールの本文に記載されているURLをタップし、パスワード設定画面を表示する。

Staking Articles10

③パスワードを入力。確認用欄に、確認のため再度パスワードを入力して、「設定する」ボタンをタップ。

Staking Articles11

④「【CoinTrade】新規口座開設申込みのご案内」というタイトルのメールを確認し、アプリを起動後、「ログイン」ボタンを押して口座開設手続きに進む。

⑤コイントレードアプリの「保有資産」画面を表示し、画面下部の「基本情報の登録」ボタンをタップすると、外部ブラウザが起動し、「SMS認証」画面が表示される。

⑥本人確認の一環として、SMS認証を行う。SMSの受信が可能な携帯電話の電話番号を入力し、「認証コード送信」ボタンをタップする。
受信したSMSに記載されている4桁の認証コードを入力し、「認証」ボタンをタップ。

※1分以内に認証コードが届かない場合は、「SMSを再送信する」から認証コードを再送信。

⑦SMS認証が完了すると「各種交付書面の承諾」画面が表示されるため、すべての交付書面を読み、承諾後、次の画面へ進める。すべての交付書面を承諾後、「確認した書面に同意する」ボタンが有効になるため、同意する場合はタップ。

Staking Articles12

⑧「基本情報入力1/2」と「基本情報入力2/2」の画面が表示されるため、各項目に沿って情報を入力した後、入力した内容に誤りがないか確認し、「登録」ボタンをタップする。

Staking Articles13

⑨「オンライン本人確認」を行う。

内容を確認し、「オンライン本人確認(別サイト)」ボタンをタップ、ご利用規約を確認。

以下の本人確認書類より1種類を選択し、「次へ進む」ボタンをタップ。

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード(個人番号カード)
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書
  • 運転経歴証明書
  • パスポート(2020年2月3日以前に申請した日本国発行のものに限る)

※外国籍を有する方については、在留カードもしくは特別永住者証明書の提示が必要。

⑩本人確認書類を単体で撮影し、その後、画面の指示に従い対象物を撮影する。

⑪撮影が完了したら、画面の指示に従い「次へ」ボタンをタップ。すると「オンライン本人確認完了」画面が表示される。

Staking Articles14

オンライン本人確認が完了すると、口座開設審査が行われる。審査は数時間〜数日で完了し、審査結果はメールにて通知される。

口座開設完了メールが届いたら、晴れてコイントレードの利用が可能となる。

Staking Articles15

関連記事

暗号資産大国“ジパング”の復権なるか カギとなるレバレッジ改正

長期視点でみる暗号資産の現物運用の選択肢 暗号資産の冬は脱したか—

SHARE
  • sns-x-icon
  • sns-facebook-icon
  • sns-line-icon
Side Banner
Side Banner2
Side Banner
Side Banner2
MAGAZINE
Iolite(アイオライト)Vol.16

Iolite(アイオライト)Vol.16

2025年11月号2025年09月30日発売

Interview Iolite FACE vol.16 concon株式会社 CEO 髙橋史好 PHOTO & INTERVIEW 片石貴展 特集「2026 採用戦線異常アリ!!」「ビットコイン“黄金の1ヵ月”に備えよ」「米国3法案 イノベーション促進か、監視阻止か— 米国の暗号資産政策が大再編 3大法案が描く未来図とは」 Crypto Journey 「暗号資産業界の“影の守護者”が見据える世界のセキュリティ変革」 Hacken CEO ディマ・ブドリン Interview 連載 「揺れる暗号資産相場を読み解く識者の視点」仮想NISHI 連載 Tech and Future 佐々木俊尚…等

MAGAZINE

Iolite(アイオライト)Vol.16

2025年11月号2025年09月30日発売
Interview Iolite FACE vol.16 concon株式会社 CEO 髙橋史好 PHOTO & INTERVIEW 片石貴展 特集「2026 採用戦線異常アリ!!」「ビットコイン“黄金の1ヵ月”に備えよ」「米国3法案 イノベーション促進か、監視阻止か— 米国の暗号資産政策が大再編 3大法案が描く未来図とは」 Crypto Journey 「暗号資産業界の“影の守護者”が見据える世界のセキュリティ変革」 Hacken CEO ディマ・ブドリン Interview 連載 「揺れる暗号資産相場を読み解く識者の視点」仮想NISHI 連載 Tech and Future 佐々木俊尚…等