
今週のビットコイン(BTC)は、週前半の買い戻しから一時84,000ドル台まで上昇したものの、週後半には81,000ドルを割り込み、反発の勢いを維持できなかった。一旦は金融政策への警戒緩和とETF(上場投資信託)への資金流入で持ち直したものの、株安と原油高に押し戻され、買い戻しが持続的な上昇につながらない1週間となった。
上昇を支えたのは、10月のFOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げ観測の後退である。中東情勢の改善期待から原油価格が一時下落したことも、リスク資産の買い戻しにつながった。
一方、週後半はMetaのAI関連設備投資の負担が意識され、米ハイテク株が下落。BTCにもリスク回避の売りが波及した。加えて、中東情勢の緊迫化で原油価格が再び上昇し、インフレと年内の追加利上げへの警戒が残ったことも重荷となった。
