今年もさまざまな出来事があったWeb3.0業界。そんな2023年を彩った出来事を編集部独自の目線で振り返る。
今回、2023年の出来事を振り返るべく、今年Ioliteにおいて「閲覧された特集記事」5本のほか、編集部が選んだ「重要ニュース記事」5本を紹介する。
Iolite年間特集記事ランキング
1位:サムライ・ギタリスト MIYAVI ギターとの出会い、挫折と苦悩の先で掴んだMIYAVIらしさに迫る—
弊誌初、部門別Amazonランキング1位を獲得した11月30日発売号のメインインタビュー。サムライギタリスト・MIYAVI氏のルーツや物事の捉え方を、ビジネス誌ならではの切り口で、誌面には載せきれなかった全原稿と共に。記事はこちら
2位:佐々木俊尚の考える「DXが広がらない理由と背景」 Tech and Future Vol.1
ジャーナリスト・佐々木俊尚氏は毎日1,000本以上の記事の見出しをチェックし、毎朝8時に10本前後のニュースをシェアする。多くの書籍も出版する彼のインプット量は、アイディアの土台を培っているに違いない。独創的な発想のタネをみつけてほしい。記事はこちら
3位:STEPN密着取材&共同創業者Yawn氏インタビュー Web3.0領域屈指のコミュニティが秘める力とプロジェクトの展望に迫る—
「Play to Earn」の一時代を牽引したといっても過言ではないSTEPN。今でも根強い人気を誇り、日本だけではなく世界の各地にコミュニティが存在する。イベント1日密着を通して感じた熱量と、共同創業者・Yawn氏の独占で明かされる次なるビジョンが綴られている。記事はこちら
4位:注目の半導体関連株 2024年に注目すべき銘柄とは——
半導体業界において短期的に繰り返されてきた好況と不況は、世界的なデジタル社会への移行が加速している市況によって、慢性的な不足が懸念され一転して注目領域の1つとなった。IoT・AI・5G・ビッグデータ活用において、必要不可欠な半導体の今後の動向はいかに。記事はこちら
5位:注目の経済アナリスト・馬渕磨理子 銘柄選定のポイントや今後の経済予測を語る
メディアで大人気の経済アナリストである馬渕磨理子氏に投資初心者がステップアップするためのヒントをうかがったインタビュー。2024年には新NISAも始まるなど、投資に対する注目度が高まるなか、必要な知識を身に付ける方法や銘柄選定のポイントや今後の経済予測を馬渕氏に語ってもらった。記事はこちら
編集部が選ぶ「2023年重要ニュース」
・ステーブルコインについて盛り込んだ改正資金決済法が施行 トラベルルールへの対応も随時開始(06/01)
ステーブルコインを電子決済手段として定義した改正資金決済法が施行され、日本円などの法定通貨や価値を裏付けられたステーブルコインの発行が可能となった。これによりさまざまな企業等の動きが加速していったことから、まさに2023年を象徴する出来事の1つであるといえる。記事はこちら
・米大手資産運用会社ブラックロック、ビットコインETFを申請(06/16)
世界最大の資産運用会社である米ブラックロックがビットコイン現物ETFを申請。ブラックロックによるETF申請は高い確率で承認されており、ビットコイン現物ETFの承認が現実味を帯びてきた要因の1つとなった。記事はこちら
・グレースケールが米SECに勝訴 ビットコイン現物ETF承認を大きく後押し(08/30)
裁判所がSECに対し、グレースケールによるビットコイン投資信託のETF転換に関する申請を却下したことについて、見直すよう命じた一件。SECは米リップル社との間で2020年から係争していた裁判でも事実上の敗北を喫しており、厳しい立場に置かれることとなった。記事はこちら
・「プログマコイン」運営のProgmatが新経営体制を発表 代表に齊藤氏が就任(10/02)
デジタル資産の発行・管理基盤である「プログマコイン(Progmat Coin)」を手がける会社としてProgmat, Incが設立。当初は三菱UFJ信託銀行において手がけられていたが、分社化したことによりこれまで以上にステーブルコインを中心とした動きが加速度的に展開されるものとみられる。記事はこちら
・バイナンスCZ氏、辞任 米司法省との和解で罰金約6,400億円支払いへ(11/22)
バイナンスの創業者にして業界を代表する人物であるCZ氏がCEOを辞任した。SECとCFTCなどから提訴されていた内容について認め、和解した格好だが、CZ氏が一線を退くというのは業界が転換点を迎えていることを象徴する出来事であった。記事はこちら