
1位:日本のWeb3.0政策はどうなるのか── 自民党“塩崎彰久×川崎ひでと”特別対談
日本のWeb3.0は、実験と熱狂の「学生期」を抜け、いまや制度と産業を担う“社会人フェーズ”に入った。国家戦略化、税制・規制改革、政策プロセスのオープン化──その裏側には、若手議員が現場で技術に触れ、失敗も含めて積み上げてきたリアルな実践がある。
Web3.0は特別な言葉ではなく、やがて当たり前の基盤技術になる。その入口に、日本はいま立っている。
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2位:税制改正大綱で仮想通貨税制が大きく前進、申告分離課税20%と3年間の繰越控除を明記
暗号資産は、ついに「国民の資産形成」を担う制度の土俵に上がった。2026年度税制改正大綱で示された申告分離課税20%と3年繰越控除の導入は、株式と同水準の扱いを意味するだろう。
しかし、その前提には金商法改正という高いハードルがある。これは“減税”ではなく、暗号資産を金融商品として正面から位置付け直すための制度転換だ。日本市場は今、投機から資産形成へと舵を切ろうとしている。
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3位:投資という“世界最大のゲーム”のなかでみえた真剣勝負を挑み続けることの楽しさ——テスタ インタビュー
「株で勝つこと」が仕事──20年で100億円超を積み上げてきた個人投資家・テスタ氏の投資哲学は、驚くほどシンプルだ。徹底したリスク管理、最悪を想定したポジション設計、そして“理解するより勝つ”という割り切り。
暗号資産への距離感や不正アクセス被害の実体験からも浮かび上がるのは、リターンより先にリスクを考える姿勢である。投資を「世界で最も参加者の多い真剣勝負のゲーム」と捉える男は、なぜ20年続けて勝ち続けられたのか。
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4位:Bybit、過去最大規模のハッキング被害 2,200億円相当の暗号資産が流出
約14億ドル──暗号資産史上最大級とされるBybitのハッキングは、もはや「一取引所の事故」では済まされない規模に達した。偽UIによる署名誘導という巧妙な手口、北朝鮮系ハッカー関与の疑惑、そしてCEOが即座に示した全額補填の姿勢。
市場は動揺しつつも、この事件が突きつけた本質は明確だ。中央集権型取引所は、どこまで“信頼のインフラ”であり続けられるのか。
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5位:日本からWeb3.0の現在地を発信 豪華な顔ぶれが揃った「WebX2025」をIoliteが徹底レポート!
アジア最大級のWeb3.0カンファレンス「WebX2025」は、もはや業界イベントの枠を超え、日本の産業・政策・金融の現在地を映し出す“縮図”となった。
ステーブルコインを軸に、AI、トークン化、規制、資産形成、メディア、エンタメまでが交差し、政府トップからグローバル投資家、起業家、個人投資家が同じ場で未来像を語る──。
この2日間で共有されたのは、Web3.0が思想や実験段階を終え、「社会実装と競争」のフェーズに入ったという明確なサインである。
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Profile
黒部 翔吾 | Shogo Kurobe
Iolite副編集長
2018年より暗号資産業界に参入。学生時代に文章を学び小説執筆などを行ってきた経験から暗号資産やブロックチェーンに関する記事執筆及び企画・編集に携わる。株式会社J-CAMで2022年4月より副編集長に就任し現職。2023年3月に「Iolite(アイオライト)」創刊。
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